日本の産業が一番勢い付いていた時代。
翌年に更に容量アップされた物が登場した。
1980―1990年代の製品。
買ったのは恐らく1983―1985年の間。
オーディオに目覚め、本格的オーディオ機器を初めて買ったのがこれであった。
販売店で安売りされていた。
ケンウッドプリメインアンプの最上位機種。
スーパーディーエルディー回路なんて解らなかった。
翌年に更に容量アップされた物が登場した。
底面がインシュレーターの部分にまで張り出され、電源部が拡張されていた。
ケンウッドには勢いがあった。
その影響でチューナーもケンウッドを買った。
これは大当たりで、ケンウッドは元々通信機器の老舗的メーカーであった。
これは今でも現役で稼働中。
これを復活させようとした原因は、テレビ用パワーアンプの不具合が発生したからである。
テレビの音量は小さく常に耳鳴りの私の耳では辛いのである。
テレビ用パワーアンプはサウンドハウスのCP―600を中古で買って使っていたが、経年劣化が出てしまったのだ。
不具合とは左チャンネルの無音出音の繰り返しである。
これは気持ち悪い。
音が出たり出なかったり。
そこで過去の遺産を引っ張り出したのである。
スーパーディーエルディー回路。
素人理解では、スピーカードライブの電圧と電流の供給を、それぞれ専用回路で行うと言う事らしい。
つまりこれは4チャンネル分の回路を搭載してると言う事なのかな?
接点復活剤を噴いて、しばらく放置していたら、左右共に音が出る様になった。
これは嬉しい。
これでやっとPS―40の試聴が出来た。
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