教会内です。
地元の彫刻家ジャック・デュ・ブルックの作品です。
1つ1つ、今回はゆっくり鑑賞。
(なんでも、美智子様がお好きな彫刻家だと聞いたことがあるが…)
改めて、素晴らしい…と思った。
地元民だからこそ、たまにはじっくり「観光客」しましょう!
フランス語をもっと勉強しておけば、ガイドツアーに参加できるんだけど…
日本語で説明してくれないかしらね~(娘に頼むか)
1500年代半ばの作品でした。
パイプオルガンもあります。
そして「黄金の馬車」
年に1度のお祭りの時、この馬車を6頭立ての農耕馬が引っ張ります。
☆黄金の馬車行列とリュムソンの闘い ☆
中世の時代、ペストの猛威に襲われたモンス市の人々が同市の守護聖人である聖女ウォードリュの加護によって救われたことを祝ったのが始まり。黄金の馬車とは聖女ウォードリュの聖遺物箱を載せた壮麗な馬車のこと。朝10時に教会を出た馬車が大勢の人々とともに街中を練り歩き、正午に町の中心グラン・プラスへ到着します。12時半になると、賑やかな祭りの音楽「ドゥドゥ」の鳴り響くなか、聖ゲオルギウスと竜の闘いが繰り広げられます。この闘いのことをリュムソンといいます。激しい闘いは圧巻です。三位一体の祝日に開催されます。
(ベルギー観光局HPより)
グランプラスから、さらに町内を練り歩き、最後はこの坂道(教会の裏)を登ります。
この坂道を登りきれず途中で止まった年は、よくないことが起こるという言い伝えがあります。だから、みんな必死で馬車を押します!その迫力といったら…この道が人で埋まり、熱気と大歓声!リュムソンの前に、一盛り上がりです。
近くまでは行けますが、とてもその押し上げる群集には参加できません。危ないのなんのって。
でも、不思議と「事故」がないんですよね。
坂を登りきった時の安堵のどよめき!
そして、地元民は、「今年も無事に登りきったぞ、さぁ、次はリュムソンだ!」と
戦いの場、グランプラスへと意気揚々と押しかけるのです。
さて、そのお祭りはもう2週間後です。