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乃木坂46「日常」のレビュー/感想

2023-05-22 09:46:46 | 坂道シリーズ関連の話
乃木坂46「日常」のレビュー/感想。

※他の坂道シリーズ関連の記事はこちら。




「誰も彼も同じ角度でスマホを見てる日常はどこへ向かってるのだろう?」



という歌詞が印象的な「日常」という
乃木坂46のアンダー楽曲(選抜入り出来なかったメンバーによる楽曲)があるんですよ。

誰も彼も同じ角度でスマホを見てる「日常」や、
ラッシュアワーの満員電車に乗っている生気の無い乗客などを見て、
このまま流されるように生きていたら…
…電車のように決められたレールの上に居たら&決まった場所で降りていると、
自分も生気のない人になってしまうと「危機感」や「焦燥感」を抱き、
そこから抜け出すために「抵抗」して「覚悟」を決めるような歌詞の、
EDM要素やロック要素のある
クールで熱くてドラマティックでエモい曲なんですが、
この曲はライブパフォーマンスが素晴らしく、
特に楽曲のセンターを務めた「きいちゃん」こと「北野日奈子」のパフォーマンスは、
ギラギラ&メラメラと燃える様な「赤い炎」が見えるというか、
良い意味で「反抗的&不敵」で「不撓不屈」な感じがあって、
没入感や表現力や目つきが凄くて思わず魅入るような部分もあるし、
初めて見た時は実に衝撃的だったんだよねー!
特に間奏明けからは、
昂った感情が滲み出ていて実にエモーショナルで、
「ラスサビ前の不敵な笑み」と「曲最後の覚悟を感じる鋭い表情」なんかは、
何回見ても痺れる!最高!




という事もあり、
後に「北野日奈子」以外にも、
いろんなメンバーがライブでセンターに立ち、
自分なりの「日常」をパフォーマンスしてますが、
個人的にはずっと「北野日奈子」の「日常」が一番だったんですよ。


ただ去年の「10th YEAR BIRTHDAY LIVE」の、
楽曲にも参加してる発表当時はアンダーメンバーだった
「久保史緒里」センターの「日常」は違ったベクトルで実に素晴らしく、
北野日奈子は「不敵で不撓不屈」な「赤い炎」的な強い意志を感じたけど、
久保史緒里は「不撓不屈で一念通天」的な「青い炎」的な強い意志があって、
没入感や表現力が凄まじくて
見てると胸が苦しくなるレベルの鬼気迫る物がありましたし、
最後の表情もエモくて気高くて凄く良かったんだよねー!
乃木坂の公式お兄ちゃんであるバナナマンの設楽さんも絶賛していたし、
映像が上がってないのが実に惜しい…



前にも少し書きましたが、
乃木坂には「選抜制度」という物があるので、
選ばれなければ表題曲に参加出来ません。


よって音楽番組筆頭にテレビに出る事も出来なければ、
冠番組にすら呼ばれる事が減りますし、
仕事が少なくなりメディアの取材も来ない事が多くなります。


ある卒業したメンバーは、
「選抜メンバーじゃないとテレビに出られるのは全員参加の紅白くらいだった。
他のメンバーがテレビに出て仕事しているのに自分には仕事が無く練習ばかりしてると、
自分はグループの中に必要ないんじゃないかと思って悩んてばかりいた。
中々選抜に入る事が出来ず凄く悔しかったし辛かった」
などと述べているように、
「日が多く当たる場所」である選抜メンバーに比べると
アンダーは「日の当たらない場所」=「影が差す場所」であるとも言えます。


この曲は
流されるままに生きている現状への「苛立ち」
そこからどうにかして脱却するんだという「抵抗の意思」
そして自分の足で進んで行くという「強い決意」をセンターが表現するので、
選抜とアンダーという「光と影」の両方の立場を体験していて、
間近で「北野日奈子」のパフォーマンスを何回も見ていて、
「憑依型」と言われるくらい
役や曲に入り込む能力が高くて演技力や表現力がある
「久保史緒里」のパフォーマンスは、
見事なまでに曲の想いを表現出来ていると同時に、
見てる人の心に訴えかけるかのようなエモさもあるので
ちょっと抜けて見えたんだよね~GJ!!




乃木坂はしーちゃん(久保史緒里)以外も逸材揃いですし、
運営は世代交代を急ぎたいかもですが、
今年遂にダブルセンターの一人として
選抜曲で初センターに選ばれましたし、
しーちゃんは歌も上手くて演技力や表現力も高いだけに、
個人的にはシリアスな曲での単独センターも見たいわ~!




なお「日常」の歌詞は
「ラッシュアワーの満員電車は死んだ夢の棺桶」とか、
「誰も彼も同じ角度でスマホを見てる日常はどこへ向かってるのだろう?」
「この車両でよく見かける生気のない乗客は何を諦めたのだろう?」などなど、
決めつけ感あって挑発的な感じがあるし、
満員電車に乗って仕事に行く人を揶揄してるようにも聞こえるので、
不愉快に感じる人も居るようですが、
子供の時に満員電車に乗って嫌そうに仕事に行ってる人を見て
あんな風になりたくないと思う人の方が圧倒的多数なように、
子供の時に感じた体験を基に流されるままに生きる事の例えの一つとして比喩表現として使ってるだけであり、
最終的に伝えたい事は思考停止して決められたレールの上を走るのではなくて、
自分で考えて自分が進みたい道を歩んでと「エール」を贈っている曲なんで、
大人の余裕でそんな怒らないでと欲しいなとか思うw







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