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SARAの映画紹介!

映画特に最近は韓国映画を鑑賞中
これまでに見た韓国映画の紹介です。

たまに洋画あります。

レッドクリフⅠ

2008-11-14 | 映画



レッド・クリフ1


   『勇気』『友情』『愛』



<監督・製作・製作総指揮・脚本>
    ・ジョン・ウー

<出演>
    ・トニー・レオン
    ・金城武
    ・チャン・フォンイー
    ・チャン・チェン
    ・ヴィッキー・チャオ
    ・フー・ジュン
    ・中村獅童
    ・リン・チーリン

                

<ストーリー>

 西暦208年。
はるか昔の中国で絶大な権力を握る曹操(チャン・フォンイー)は、その兵力にものをいわせて敵国を攻めたてていた。
彼の天下統一の野望を打ち砕くため、孔明(金城武)と周瑜(トニー・レオン)はともに協力し、連合軍を結成。
だが連合軍の数はわずか6万、片や曹操の軍勢は80万で、その兵力の差は誰の目にも明らかだったが・・・・・

曹操軍に追われる劉備軍は孫権軍と同盟を結ぶため、軍師の孔明を孫権のもとに遣わした。
しかし孫権軍では曹操に脅威を感じているものの非戦を唱える臣下が多く、同盟は容易に成立しそうもない。
そんな中、孔明は赤壁で孫権軍の司令官・周瑜と出会い、そのカリスマ性に魅了される。

      
一方の周瑜も孔明の人柄と戦術眼に驚嘆し、その存在を意識するようになる。
そして二人は信頼を深め、共に戦う事を決意するのだった。

                

         
日本でも高い人気を誇る中国の史伝・英雄譚「三国志」。
その中でも最も有名な合戦である「赤壁の戦い」を、名匠ジョン・ウー監督の手で映像化。
壮大な戦いと戦の最中に繰り広げられる人間模様を2部構成で描いていく。

             
第1部にあたる本作は周瑜、孔明を中心に「赤壁の戦い」に至るまでの経緯を丁寧な描写で追う。
周瑜を演じたトニー・レオンは芯のしっかりとした演技でカリスマ性を見事に表現。
         
一方、諸葛孔明を演じた金城武は常に微笑をたやさぬ悠然とした演技で、希代の名軍師の懐の深さを印象づけることに成功した。

       
名将たちが奮戦する戦闘シーンも迫力満点。  




        
『Part II』の公開が楽しみになる作品に仕上がった。










諸葛亮孔明(しょかつりょう・こうめい)
多くの事柄に精通し、先見の明を持った天才軍師。
劉備に対して生涯において忠信の心を尽くす。
公正で知略に優れた孔明は多くの人に尊敬の念を抱かれる。


劉備(りゅうび)
後の蜀の皇帝。漢帝国の血筋を引く正統な末裔。
義に厚いその性格は領民に愛され、その元には多くの有能な人物が集まり、劉備の為に身を尽くす。
野に下っていた孔明を三顧の礼により迎え、その心を開かせる。

関羽(かんう)
武・知・義を兼ね揃えた天下無双の武将。劉備・張飛とは義兄弟の仲。
赤壁の戦い以前に、劉備夫人の身を守る為、曹操の軍門に降った経緯がある。
劉備の所在が明らかになった後、千里の道を辿り劉備の元へと還る。

張飛(ちょうひ)
関羽を持ってして自分よりも強いと言わしめる程の武将。劉備・関羽とは義兄弟の仲。
性格が荒く、酒乱の気があるため、蜀関連の悪事は酒に酔った張飛のせいとされることが多い気の毒な武人。

趙雲(ちょううん)
蜀の武将。非常に勇猛かつ義に厚い武芸の達人。
五虎大将軍の中では最も長く生き、蜀の為に身を尽くす。
後に孔明は劉備が趙雲を非常に信頼し重用していたことを思い出す。



周瑜(しゅうゆ)
孫策・孫権に仕えた呉の名将。美周郎と称される美男子だったという。
軍略に優れ、敬意を尽くす周瑜に対して孫権は絶大なる信頼を寄せていた。


孫権(そんけん)
勇猛を恐れられ江東の小覇王と称された孫策の弟。後の呉の皇帝。
若くして亡くなった孫策の後を継ぎ、19歳にして孫家軍閥の当主となる。
兄・孫策からは政治については自分よりも秀でると言われていた。



ウォンテッド

2008-09-26 | 映画
ウォンテッド

         WANTED


2008年米



監督 : ティムール・ベクマンベトフ
出演 : ジェームズ・マカヴォイ 、 アンジェリーナ・ジョリー 、 モーガン・フリーマン 、 テレンス・スタンプ 、 トーマス・クレッチマン 、 コモン 、 マーク・ウォーレン

<ストーリー>

上司にはイビられ、恋人は寝取られと、散々な日々を送るウェスリーに突然の転機が訪れる。

謎の美女フォックスと彼女が所属する暗殺組織に、暗殺者としてスカウトされたのだ。

    
会社を辞め訓練を重ねたウェスリーは、その身体に秘められた才能も手伝って、一流の暗殺者として頭角を現す。
  


そして彼は父を殺した敵であり組織の裏切り者でもある、クロスの暗殺任務に就くが……。



原作はマーク・ミラーとJ.G.ジョーンズによるグラフィックノベル。
この独創的なストーリーを『ナイト・ウォッチ:NOCHNOI DOZOR』などで知られるロシアの鬼才ティムール・ベクマンベトフ監督の手で映画化した。
ベクマンベトフ監督らしい独特のビジュアル世界の中で、流麗かつ迫力のアクションが繰り広げられる。
ジェームズ・マカヴォイは劇中のウェスリー同様に肉体改造を実施。その甲斐あって、力強いアクションを披露している。
アンジェリーナ・ジョリーもミステリアスな美女フォックスを魅力的に表現。
監督、キャストのセンスが生かされた、新感覚のアクション映画だ。



最初はただのサエないダメ男だったマカヴォイが、段々と本能に目覚め、鍛え上げられていくまでの過程も面白い!


彼女を同僚に寝取られても、何も言えないお人好し。
会社のバカ上司(女)にも言いたいことが山ほどあるのに我慢。
常にストレスたまって爆発寸前の毎日、そこへ突然 謎の女が現れて彼の人生が一変していく事に・・・・・

オープニングすぐのカーチェイス、とにかくスゴい迫力!

  
そして全編通してありえないよって感じの映像満載 、列車に車突き刺さったり、走る電車の上に飛び乗り狙い定めたビルの中にいる人間撃ったり・・・・・
                   
ストーリーはともかくアンジーのカッコいい魅力で持ってる映画と言っても過言じゃないと思う!


             


ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝

2008-08-10 | 映画
ハムナプトラ3呪われた皇帝の秘宝
    TheMUMMY TOMBoftheDRAGON EMPEROR

監督・・・・・ロブ・コーエン
主演・・・・・ブレンダン・フレイザー  ジェット・リー  マリア・ベロ  

<ストーリー>

1946年、ロンドン。
幸せだがちょっぴり退屈な毎日を送っていたリックとエヴリンのオコンネル夫妻は、外務省に頼まれ、“シャングリラの目”と呼ばれる巨大なブルーダイヤを返還するために上海へやって来る。



そこで彼らを待ち受けていたのは、両親に内緒で大学を辞め、現地で遺跡の発掘にいそしんでいた息子アレックスとの思いがけない再会だった。
その驚きに追い打ちをかけるように、アレックスの発掘した皇帝のミイラが、2000有余年の時を超えて生き返る事件が勃発。


またもやスーパー・パワーを持つミイラと戦うハメに陥ったオコンネル・ファミリーは、皇帝の世界征服の野望を阻止するべく、ヒマラヤから万里の長城へと冒険を重ねて行くことになり…。



前作から7年妻役のレイチェル・ワイズが降板してマリア・ベロに代わって出演!
そして彼らの息子アレックス(ルーク・フォード)!



今回の最大の見所はジェット・リー扮する皇帝2000年の時を経て邪悪さを増して蘇る!

5つのエレメント土・火・水・木・金を操り、永遠の命を手に入れて世界制服を企む。



その皇帝に呪いをかけた妖術師ツイ・ユアン(ミシェル・ヨー)その娘リン(イザベラ・リョン)。
ツイ・ユアンとの恋の為に皇帝の怒りを買った、かつての腹心将軍ミン・グオはユアンの目の前で八つ裂きにされて殺されてしまう、彼女もまた皇帝に殺されるがその時彼女が永遠の呪いを皇帝にかけて死んでいく。


今回 ジェット・リーの顔がミイラに変貌する様や、兵馬俑のミイラ集団、
皇帝の眠る墓での仕掛け、壮大でリアルなロケーション、すごく楽しめました。


ストーリー展開も早いよ!ってくらい進むから一瞬も目が離せません。
親子で蘇った皇帝と戦う2人!


ド迫力の映像!


さすが中国の壮大さが出てます。
オリンピックの開会式の凄さも納得の映像!

これはもう絶対映画館で見て欲しい作品です。

8月16日公開です。



第1作1999年『ハムナプトラ・失われた砂漠の都』


第2作2001年『ハムナプトラ2・黄金のピラミッド』




インディー・ジョーンズ

2008-06-14 | 映画


インディー・ジョーンズ

   クリスタル・スカルの王国


監督 ・・・・・ スティーブン・スピルバーグ
原案・製作総指揮 ・・・・・ ジョージ・ルーカス
出演 ・・・・・ ハリソン・フォード 、 シャイア・ラブーフ 、 ケイト・ブランシェット 、 カレン・アレン 、 ジョン・ハート 、 レイ・ウィンストン

<ストーリー>       

 19年ぶりで、舞台が冷戦時代の1957年に変わった“インディ・ジョーンズ”は、恒例の巻頭の冒険から驚きと興奮の連続だ。
なんとインディは、ソ連の非情な士官イリーナ(ケイト・ブランシェット)率いる秘密部隊に捕まった状態で現れ、遺跡ではなく、米軍基地でバトルを繰り広げる。
      

しかも敵の目的は、47年に起こったというロズウェル事件で米軍が墜落したUFOから回収した異星人の遺物。
  
新兵器の実験装置や核実験場も登場し、史実も噂も引っくるめて繰り出される懐かしくて新しい多彩なアクションに息を呑む。
イリーナに拉致された旧友を救うため、アマゾン流域に向かう中盤以降は、怒涛の展開。   

時代を感じさせる軍用車でのチェイスに、秘境の地形や軍隊アリなどの動物が巧みに絡み、驚き、笑い、手に汗握る。
鍵となるクリスタル・スカルも、実在する古代マヤのスカルを遥かに凌ぐ神秘の秘宝と設定。     
黄金郷エルドラドの伝説や、古代インカで行われた頭蓋変形の風習なども織り込み、壮大な歴史の謎解きを展開する。
遺跡の仕掛けも多様で面白い。

 少し老いたが、ハリソン・フォード扮するインディの破天荒な活躍も健在。
相棒となる青年マット(シャイア・ラブーフ)のきびきびとした姿も好感がもてる。

また、第1作のヒロイン、マリオン(カレン・アレン)が再登場し、変わらぬ無鉄砲さとインディとの軽妙なやりとりで気持ちよく笑わせる。


ハリソンフォード65歳、19年振りの続編で少し歳を感じはしましたが、やっぱりこの役は彼しかいないでしょう!

   
これまでの3作にまったく劣ることなく楽しめました。
謎解きも面白かったし、最後まで特撮も満載!


今回登場のイリーナ役のケイト・ブランシェットもよかった。

スタート30分は1950年㈹のファッションや音楽も楽しめました。
1作目で登場のマリオンもすっかり感じ変ってて違う人みたいだったけど、それだけ年月が経ったってことなんですね。

そしてそのマリオンの息子はなんとインディの子供だったなんて・・・・

ラスト宇宙船っぽいのが出てきたのはちょっとがっかりって感じがしないでもなかったけど、それを引いても絶対映画館で見たい満足のストーリーでした。


   

1981年『レイダース/失われたアーク』
1984年『インディー・ジョーンズ/魔宮の伝説』
1989年『インディー・ジョーンズ/最後の聖戦』










ラスベガスをぶっつぶせ!

2008-06-04 | 映画
ラスベガスをぶっつぶせ!


「運」は存在しない。

     信じるのは「数式」だけ。


監督・・・・・ロバート・ルケティック

主演・・・・・ジム・スタージェス ・ケイト・ボスワース ・ローレンス・フィッシュバーン ・ケヴィン・スペイシー



<ストーリー>

マサチューセッツ工科大学に通うベンは夢のハーバード大学医学部進学資格を得ながら、30万ドルの学費を捻出できずに頭を痛めていた。
そんな時、ミッキー・ローザ教授から秘密の研究チームに誘われる。


彼は優秀な学生たちにブラックジャックの必勝法であるカード・カウンティングを習得させ、ラスベガスに乗り込んでは大金を稼いでいたのだった。
学費のためにチーム入りを決めたベンは天才的な数学力を発揮する。

イギリスの新鋭で『アクロス・ザ・ユニバース』にも主演したジム・スタージェス扮する貧乏なオタク学生が、持てる才能を生かしてカジノで荒稼ぎしながらスマートに変貌する。



実在の大学生が天才的な数学の頭脳で数百万ドルを稼ぎ出したと言う本当にあったお話がベースになっています。

主演はジム・スタージェス、そして相手役のケイト・ボスワース!

何回か変装していろんな顔を見せてくれました。


そして学生をそそのかしてカジノで大もうけを企む教授はケビン・スペーシ扮するミッキー!

そのミッキーに過去痛い目に合わされ今なお追い続ける、カジノの用心棒には貫禄のローレンス・フィッシュバーン。


学費に苦悩するベンを誘い込みカジノへ!
ベンの頭脳に目を付けたミッキー・ローザ教授が彼を自分の研究チームにスカウト。

彼の研究は“カード・カウンティング”という手法を用いてブラックジャックで必勝するためのテクニックとチームプレイを習得するというものだった。


そしてまんまと大金を手にする彼ら・・・・・
しかしそのチームワークにも亀裂が入り、ベンは捕まってしまう。


そして彼らの反撃が・・・・・・

ブラックジャックはよく知らないけど、彼らの天才ぶりは見ていて痛快!
数式や数字に強いっていいよな~!
ラスベガスであんなに稼げたら気分いいこと間違いなし。


ブラックジャックとは・・・・・

トランプを用いたカードゲームの一種。
プレイヤーとディーラーが1対1の勝負を行う。
手持ちのカードの合計が「21」を超えない範囲で「21」に近いほうが勝ちというゲーム!

カード・カウンティングとは・・・・

ブラックジャックのゲーム中にプレイヤーが既に使用されたカードを記憶。
ディーラーのまだ使用していないカードを推測し、計算する高度な戦術!


サイバー犯罪!

2008-04-30 | 映画
ブラック・サイト

  FBI捜査官を追い詰める66億人の好奇心。

監督・・・・・ グレゴリー・ホブリット
主演・・・・・ダイアン・レイン 、 ビリー・バーク 、 コリン・ハンクス


<ストーリー>
   
現代のネット社会を脅かす緊迫のサイコ・サスペンス。
アクセスカウントの上昇によってその対象となった人間を死に至らしめる公開殺人サイトを操る謎の犯人と女性FBI捜査官の息詰まる追跡劇をスリリングに描く。
監督は「真実の行方」「オーロラの彼方へ」のグレゴリー・ホブリット。
主演は「運命の女」のダイアン・レイン。

 警官だった夫亡き後、母親と幼い愛娘と共に暮らすFBI特別捜査官ジェニファー。
サイバー犯罪が専門の彼女は、インターネット上にはびこるあらゆる犯罪を取り締まっていた。
そんなある日、“killwithme.com”という不審なサイトの情報が入る。
それは身動きのとれない動物が衰弱していくさまをライブ中継したもので、しかも主謀者を突き止められないよう巧みに操作されていた。


やがて今度は、縛り付けられ薬物を投与されている男が映し出される。
しかも、アクセス数が増えるごとに薬物の投与量も増やされる仕掛けが施されていた。


そしてジェニファーらの捜査も虚しく、男はアクセス増加によって命を落としてしまう。
なおも犯行が続く一方で捜査が行き詰まる中、ジェニファーは驚愕の映像を目の当たりにする…。

   


いわゆるネット犯罪とは違う、殺人サイトの怖さがひしひしと伝わってきてもうホントに怖かったです

最初は猫の虐待映像が流れるサイト・・・・・
それがある日一人の男が拘束され腕には薬物が・・・・そしてその薬物はアクセスが増えるほど自動的に増えていって、やがて死んでいくところをリアルタイムで世界中の人が見ている怖さ

殺人は連続殺人へと発展、次の標的になった男は無数の高熱ライトに照らされたまま焼かれて死んでいく。

そして次は彼女の同僚の捜査官が画面に映し出されていた。
硫酸の水槽・・・アクセスが増えれば硫酸の量は増えていく。


被害者達に共通するものは・・・・

自殺した一人の男のニュース映像が流されたことが原因だった。
犯人の意図は何かが分かったとき最後の犯人のターゲットは捜査官ジェニファーだった。

ネットでどんな映像でも家庭や職場で見れる現代の恐怖がそのまま映画になった感じで怖いです。
今にこの映画そんまんまの犯罪が起こらないとは絶対言えないと思うと、ますます怖い。


KILL WITH ME?

     ENTER

   さあ、あなたも始めよう。

      

フィクサー!

2008-04-30 | 映画
フィクサー

監督・・・・・・トニー・ギルロイ
主演・・・・・・ジョージ・クルーニー  トム・ウイルキンソン ティルダ・ウィンストン

<ストーリー>

NYの大手弁護士事務所に勤めるマイケル・クレイトンの専門は不始末をもみ消すこと。

そんな仕事に嫌気が差していた時、大規模集団訴訟を担当中の同僚弁護士アーサー・イーデンスが、依頼人の農薬会社U・ノース社を裏切る行動に出る。


マイケルは事態の収拾に乗り出すが、アーサーは訴訟を覆す恐るべき秘密を握っていた。
一方、U・ノース社の法務部本部長カレン・クラウダーは追い詰められ非情な手段に出るのだった…。  

“もみ消し屋=フィクサー”を不本意ながら続けるジョージ・クルーニー、良心に目覚め奇行に走る敏腕弁護士トム・ウィルキンソン、上司に認められることを最優先する大企業の法務担当者ティルダ・スウィントン。



アカデミー賞助演女優賞受賞のスウィントンのみならず三人三様の限界を俳優たちが見事に演じた本作は、『ボーン・アイデンティティ』シリーズの脚本家トニー・ギルロイの初監督作。

巨大法律事務所の裏側に光を当て綿密なリサーチを重ねたオリジナル脚本もギルロイの手になる。


全米を揺るがした3,000億円にのぼる薬害訴訟で、製薬会社が有利なうちに解決されようとしていたその時、製薬会社を弁護する弁護士が全てを覆す秘密を握り、その暴露を目論んでいたのだ。

だが数日後、その弁護士は突然死亡。
事実を知らされたクレイトンは、不審な死の真相を追ううち、企業の隠蔽工作にとどまらぬ、巨大な陰謀に自らが巻き込まれていく…。
そして、彼自身も命を狙われて・・・・・。

  


文句なしにはまってるマイケル・クレイトン役のジョ-ジ・クルーニー
残念ながら今年度アカデミー賞主演男優賞は逃してしまいましたけど・・・
   

カレン・クラウダー役のティルダ・ウィンストンは見事助演女優勝獲得



この作品第80回アカデミー賞主要部門最多ノミネート

作品賞・監督賞・主演男優賞・助演男優賞・助演女優賞・脚本賞・作曲賞


ストーリー的にはサスペンスタッチの薬害訴訟問題の裏を暴くというこれまでも幾度となく映画化された感はありますが、ジョージ・クルーニーファンとしては楽しめました

         


    

ジャンパー

2008-03-26 | 映画
ジャンパー


     行き先・無制限


監督・・・・・・ダグ・リーマン
主演・・・・・ヘイデン・クリスティンセン  サミュエル・L・ジャクソン

<ストーリー>


普通の高校生デヴィッドは、ある日凍結した川に落ち、図書館への瞬間移動を体験した。
そして彼はその力を悪用し、銀行から大金を盗み取る。
その後、母の失踪から人が変わってしまった父との生活を離れ、ニューヨークで「世界中のどこへでも瞬時に移動できる」という自由を満喫していたデヴィッド。しかし、パラディンというグループの存在と、その組織に自分が追われていることに気づく。

     
そして、偶然出会った同じジャンパーと協力し、何千年も続くというジャンパーとパラディンとの戦いに巻き込まれていく。
      


人類の究極の夢である瞬間移動の能力を持つ“ジャンパー”を描く。
超能力を持った主人公を描いたこれまでの映画と異なるのは、その人間らしさ。
彼は自分のパワーを自覚してまず初めに銀行強盗をおこなう。
誰もが抱くような欲望を真っ先におこなうヒーローは今までになく新鮮である。
そして、この作品に類をみないダイナミックさを与えているのは、世界各国の観光名所での、空前絶後のロケーション。
     

監督ダグ・リーマンは、CGでのごまかしを使わず、実際に世界中の撮影困難な場所でのロケを敢行。



スピーディーなアクションシーンも見逃せない。リアリティーあふれるセットとリアリティーあふれる主人公のキャラクター。

そんな“リアルであること”にこだわった、革新的なSFアクション映画である。



 
私の夢そしてすべての人間の夢かもしれない、どこでもドア能力

その能力を持ったために母は失踪し、そして彼は命を狙われる。

世界中の都市やピラミッド・コロッセオ・あらゆるところを自由に巡る彼の能力が私も欲しい
そんな事をつらつらと考えながら見てきました。
彼と同じ能力を持つモウ一人の彼とパラディンとの壮絶な戦いは見ごたえありました。
そして彼はその戦いに勝利して、失踪していた母とも会うことに母もまたシャンパーでその為に彼が5歳のときに突然の失踪を余技なくされたことを知る。

ラストが何となく、それでお終いて感じがありましたがまぁ映像的には楽しめた映画でした。 
      

バンテージ・ポイント

2008-03-11 | 映画
バンテージ   ポイント


監督・・・・ピート・トラヴィス
主演・・・・・デニス・クエイド   マシュー・フォックス  ウィリアム・ハート




スペイン・サマランカでの演説中にアシュトン米大統領が何者かに狙撃され、さらに演壇が爆破されるテロが起こった。

        

シークレットサービスのバーンズはTV中継車に乗り込み、撮影された映像をチェック。
            
そこに怪しい何かを見つけた。
同時刻、サマランカ市警のエンリケは事件の容疑者として拘束されそうになり、サマランカ市街へと逃亡を謀る。    
アメリカ人旅行者のハワードは、ビデオカメラを片手に爆破の瞬間を捉えていた。     
             
米大統領暗殺・爆破テロ事件の謎を追う、緊迫感あふれるサスペンス・アクション。
1つの事件を異なる8人の視点から何度も映すことで、少しずつその全容を明らかにしていく。

        

シークレットサービスのトーマス・バーンズ(デニス・クエイド)は、同僚のケント・テイラー(マシュー・フォックス)とともに、スペインのサラマンカで開催される首脳会談に出席するアシュトン米大統領(ウィリアム・ハート)の警護にあたっていた。
サラマンカ到着直後、大群衆を前に広場でテロ撲滅のスピーチを行うアシュトン大統領が突然、何者かに狙撃される。
パニック状態に陥った広場の中で、狙撃の瞬間を目撃した8人は……。
8人の目撃者達の視点を通して ストーリーを浮き上がらせていくということなのだろうけど 8回も暗殺の瞬間を見せられてちょっとしつこい感じもする。

登場人物のキャラ的にどうなんだろうって言うものも・・・・・
特にアメリカからの観光客という設定のフォレスト・ウィッテカーはもっと違う存在感があってもよかったと思う。

彼は06年、「ラストキング・オブ・スコットランド」でウガンダの元大統領アミン役を演じると、その迫真の演技が絶賛され、同年の主演男優賞をほぼ総ナメにする大活躍を見せ、アカデミー賞でも初ノミネートにしてみごとオスカー獲得を果たした。
その彼がただの観光客でしかも爆破で母親と逸れた女の子を救うという、あんまりストーリーに関係ない役で今一 存在の意味がわからなかった



シガニーウイバーも久しぶりの出演だったにもかかわらず 出番も存在感も少なくて残念!


アメリカ大統領役ウイリアム・ハート
   
   

シークレットサービスのバーンズ(デニス・クエイド)



同僚ケント・テイラー(マシュー・フォックス)



でもストーリーは面白くて、大統領暗殺にからめてアメリカのセキュリティーの驚きとか緻密さもよく描かれていたと思う。

爆破のシーンも迫力あったしカーチェイスも凄かった




素晴らしい~!

2008-02-29 | 映画
エリザベス ゴールデン・エイジ


   敵を制止、愛を制し、国を制した女王の物語!


監督・・・・・シェカール・カプール
主演・・・・・ケイト・ブランシェット  

<ストーリー>

 25歳でイングランド女王に即位したエリザベス。 

            
父王ヘンリー8世の遺志を継ぎプロテスタントの女王として即位したが、国内にはカトリック信者が大勢おり、不安と憎悪が渦巻いていた。
その頃、ヨーロッパ列強はイングランドを占領すべく狙っており、スペイン国王フェリペ2世はことあるごとに圧力をかけてきた。
さらにカトリック派のスコットランド女王メアリー・スチュアートの存在も火種となっていた。
               

イングランド国王の娘として生まれながら、私生児の烙印を押されたエリザベスが運命を切り開いていく姿を描いた『エリザベス』(98)の続編。
女王の座に就いてから果てしなく続く内憂外患を解決しながら“ゴールデン・エイジ”(=黄金時代)を築き、真の女王に君臨する姿を浮き彫りにしていく。
その様子をスリリングに、かつ大スペクタクル(クライマックスでの、イングランド海軍のスペイン無敵艦隊との壮絶バトルは見もの)で描きだした。
前作に続き、コスチューム・ドラマの絢爛豪華さは踏襲しつつも、ダイナミックな宮廷陰謀ミステリーの醍醐味が満載だ。   
さらにイングランドの歴史的名所や建築物での撮影が、映画にリアリティを与えている。
     

一人の女王の孤独と寂しさと 恐怖が克明に描かれた素晴らしい映画です。
エイザベスは1553年~1603年の生涯 イングランドの女王エリザベス1世として愛する人も愛される事もなく一人 国のために孤独に耐えた女性。

             

影では(バージンクイーン)(妾腹女の子)などと陰口を言われ 唯一恋心を抱いた航海士ローリーも侍女のベスに好意を抱きそして 彼女に知られることなく2人は妊娠・結婚をしてしまう。
それを知った彼女は怒りに2人を罪に問う・・・・・・

          
その頃幽閉中のスコットランド女王メアリー・スチュアートは反逆を企てエリザベス暗殺を計画するも失敗!
スコットランド女王はエリザベスの反対を押し切って 処刑される!
その事を発端にスペイン国王フェリペ2世は1万規模のスペイン艦隊を率いて イングランドを攻撃!

もし この戦いに負けたら・・・・
         
そんな孤独の中 彼女は自ら鎧に身を包み兵士の先頭に立って指揮を取った。
               

そしてスペイン艦隊の隙を狙って 焼き払い船の攻撃によって勝利を収めたとき 彼女は本当の女王となり ローリーとベスの2人を許し 生まれた赤ちゃんを抱き上げていた。

それまで泣きながら愚図っていた赤ん坊がエリザベスの手に抱かれたとき泣くのを止めてニコニコと笑い そして静かに眠りについていった。

その後イングランドは静かで平穏な黄金時代(ゴールデンエイジ)を迎えることとなる。

ケイト・ブランシェットの素晴らしい演技と衣装・壮大な艦隊との戦いなどどれもよかったです。
一人の女性 しかし女王であるがための孤独と寂しさ 強さを求められる事へのジレンマなど見ていて 同じ女性としてあまりに可哀想で終わった後もしばらくはエンドロールを見続けたまま動けませんでした。  


             


敵は、外にも内にもそして私の心にも。

オーNO!

2008-02-28 | 映画
第28回ゴールデン・ラズベリー大賞発表!


               
        

現地時間23日発表になりました2007年の最悪映画を讃えるラジー賞!!

最低作品賞:I Know Who Killed Me

         


最低主演女優賞:リンジー・ローハン(I Know Who Killed Me)



最低主演男優賞:エディ・マーフィ
(NORBIT/マッド・ファット・ワイフのNorbit)




最低助演女優賞:エディ・マーフィ
(マッド・ファット・ワイフのRasputia)



最低助演男優賞:エディ・マーフィ
(マッド・ファット・ワイフのMr. Wong)




最低監督賞:クリス・シルヴァートン(I Know Who Killed Me)




最低スクリーンカップル賞:リンジー・ローハンと[リンジー・ローハン](I Know Who Killed Me)





最低リメイク及び盗作賞:I Know Who Killed Me
(『ホステル』、『ソウ』、『パティ・デューク・ショウ』のパロディ)




最低序章・続編賞:Daddy Day Camp



最低脚本賞:ジェフリー・ハモンド(I Know Who Killed Me)





最低ホラー映画賞I Know Who Killed Me




          

団塊ボーイズ

2008-02-27 | 映画
団塊ボーイズ


監督・・・・・・ウオルト・ベッカー

主演・・・・・ジョン・トラボルタ  ティム・アレン  マーティン・ローレンス ウイリアム・H・メイシー


<ストーリー>

 若い頃は守るものもなく、ただ無鉄砲でいられたのに。
ワイルドなのは日々自由奔放に成長しているメタボリックな腹だけ。
ある週末、ツーリング仲間と集うバーでいつものようにさしさわりのない話題に花を咲かせていると、仲間のウディが旅に出ようと言い出す。
目的地は太平洋。
風を切って気の向くまま、オヤジ4人のバイクの旅が始まった。


 実業家のウディ(ジョン・トラヴォルタ)

      

      
             

歯科医のダグ(ティム・アレン)


    

    

執筆業に励むボビー(マーティン・ローレンス)


     


パソコンのスペシャリスト、ダドリー(ウィリアム・H・メイシー)

         
  
閑静な住宅街に暮らす彼らは、実は人生に煮詰まっている状態だった。

ウディは順風満帆な実業家人生を歩み続けていたが、突然自己破産宣言を受ける。そして仕事も家も失いスーパーモデルの美人妻も出て行くとゆう不幸のオンパレード。
だが見栄っ張りな彼は仲間にもそれを言えないでいる。
そしてそんな現実から逃避するため3人を誘った張本人。


ダグは、真面目な歯科医として働くマイホーム・パパ。
仕事も順調素敵な妻とかわいい息子に囲まれ何不自由ない生活を送っているが、日に日に出てくるお腹のせいで肉もポテトも食べられない毎日。
「昔の俺はワイルドだったのに・・・・」と内心悶々の一面も。

ボビーは元配管業 妻から1年間の執筆活動を許されて自宅で売れない小説を書いてはいても 今では妻が一家の大黒柱になって 娘からもすっかりダメパパのレッテルを貼られてしまう。
妻からも母親からも粗大ゴミ扱いの毎日にストレスはMAX。

ダドリーは運命の恋をずっとみつずけているものの 完全に恋に見放されているパソコンおたく。

そこで、彼らは日常を忘れ、愛車のハーレーで旅に出るが……。

       





 かつては無鉄砲なアウトロー、今や守るものを抱えた週末ライダー。
そんな中年男たちが心の鬱積を爆発させ、バイクの旅に出るコメディ&ロードムービー。
気分はすっかり『イージー・ライダー』の男たちが行く先々ではじけまくる姿が爽快だ。




出演の俳優たちも一度はとんがった役で注目されていたメンバーだ。
『サタデー・ナイト・フィーバー』などでブームを作ったトラボルタが、「夢を諦めきれない」中年男を演じるとは。
また、久しぶりの感があるマリサ・トメイが癒し的存在として好演。
             

同世代の男性から共感されまくりのエンターテイメント作だ。


ある日突然アメリカ横断3200キロのロードトリップの旅に出た4人

行く先々で子供のようにハシャイデみたり いかにも一癖ありそうな、無法者バイカー集団に出会って 危ない大冒険が始まる。



最初から最後までなんだかカッコいい おやじ達って感じ

4人が偶然見つけた 滝つぼで真っ裸で水遊びをしてみたり・・・・

テントを張っての野宿で誤ってテントを丸焼けにしてしまって 4人でシートに包まって寝たり

アメリカの誇大な風景とともに 幾つになっても自由と冒険は楽しめると見ていてウキウキすること間違いなし




そしてラスト伝説のバイカーイージーライダーピーター・フォンダが登場・・・・・・・

         

       
            
              






エンドロールの曲はボンジョヴィ♪ 『LOST HIGHWAY』

     

      

第80回アカデミー賞発表!

2008-02-25 | 映画
第80回 アカデミー賞発表


作品賞・・・・・・ノーカントリー

   




監督賞・・・・・・ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン(ノーカントリー)







     


主演男優賞・・・・・ダニエル・デイ=ルイス(ゼア・ウィル・ビー・ブラッド)




   
    



  
主演女優賞・・・・・マリオン・コティヤール(エディット・ピアフ 愛の賛歌)





             
        

助演男優賞・・・・・・・ハヴィエル・バルデム(ノーカントリー)






助演女優賞・・・・・ティルダ・スウィントン(フィクサー)

 

         

脚本賞・・・・JUNO ジュノ

       





脚色賞・・・・ノーカントリー

       


撮影賞・・・・・ゼア・ウィル・ビー・ブラッド


美術賞・・・・スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師


衣装デザイン賞・・・・エリザベス:ゴールデン・エイジ


メイキャップ賞・・・・エディット・ピアフ 愛の賛歌

視覚効果賞・・・・・ライラの冒険 黄金の羅針盤

録音賞・・・・ボーン・アルティメイタム


音響効果賞・・・・・ボーン・アルティメイタム


作曲賞・・・・・つぐない


アニメーション映画賞・・・・レミーのおいしいレストラン



ドキュメンタリー映画賞(長編)・・・・・「闇」へ

ドキュメンタリー映画賞(短編)・・・・・Freeheld


短編賞(実写)・・・・・Le Mozart des Pickpockets (The Mozart of Pickpockets)



短編賞(アニメーション)・・・・・Peter & the Wolf

名誉賞・・・・・ロバート・ボイル






アメリカン・ギャング・スター

2008-02-04 | 映画
アメリカン・ギャングスター

監督・・・・・リドリー・スコット
主演・・・・・ラッセル・クロー  デンゼル・ワシントン

<ストーリー>
1968年、フランク・ルーカスは長年仕えたハーレムの黒人ギャングのボスの死後、独自の麻薬ビジネスを展開する。

        

やがて大物マフィアをも出し抜く成功を手にするが、目立たないことを信条にする彼の素顔はベールに包まれたままだった。
      
一方、汚職がはびこる警察組織の中で正義を貫こうとする刑事リッチー・ロバーツは新設された麻薬捜査チームのリーダーに任命され、ドラッグ市場を牛耳る謎の人物に迫って行くのだった。



ギャングにファミリーとくれば、マフィア、すなわちイタリア系という定説を覆して、卓越したビジネス・センスを武器にアフリカ系としては前代未聞の麻薬王の座に登りつめるデンゼル・ワシントン。



対するは麻薬捜査班を指揮するラッセル・クロウ。
実在の人物をモデルに二大オスカー俳優の激突で巨匠リドリー・スコットが描くのはベトナム戦争に疲弊した時代の裏社会版アメリカン・ドリームだ。
立場の違いこそあれインディペンデント・スピリットに富み、地道な努力を決して怠らない気骨ある2人の男が、お互いの組織力と知力を総動員してそれぞれの闘いに挑む姿には単なる犯罪映画の範疇には収まらないダイナミックな面白さがある。

       

賄賂と汚職にまみれたNY警察の中でただ一人 正義を貫きやがては全員を逮捕していく刑事リッチー(ラッセル・クロー)

そして悪徳刑事に賄賂を要求されながらも 次第に汚れた富を築いていくルーカス(デンゼル・ワシントン)

2人の攻防の末 ルーカスは逮捕されるが悪徳警官を彼の証言で一掃するリッチー。  
  

2時間37分の長い映画でしたが 飽きることなく2人の男の生き様が見ていて面白かったです。

最近デンゼル・ワシントンがいい映画に出てなかったので 心配してましたが この映画で安心できました
    
  リドリー・スコット監督 
     

earth・・・・・アース

2008-01-28 | 映画
earth

      アース

主演、46億歳、地球ー。

50万年前、まだ若い地球に巨大な隕石が衝突した。

      





その影響は大きく、地球の地軸は23.5度も傾いてしまう。
しかしこの傾きがあったからこそ、地球には四季のうつろい、寒暖の差、そして生命が生み出されることになったのだ。
そんな傾きと太陽の光が作り上げた地球の姿を、北極から南極へと旅をしながら見ていこう。
まずは北極に住むホッキョクグマの親子の様子から……。



太陽系第三惑星・地球。この生物にあふれた美しく厳しい星の姿をあらゆる角度から捉えた、“地球のポートレート”とも言うべきドキュメンタリー。
北極から南極へと向かう旅の中で、ホッキョクグマの親子、砂漠を大移動するアフリカゾウの群れ、ザトウクジラなど数々の生物の営みを圧倒的な迫力の映像で映し出していく。

    

制作には『ディープ・ブルー』のスタッフが集結。超ハイスピードカメラなどの最新機器を駆使しながら、5年もの長きにわたって“奇跡の瞬間”を追い続けてきた。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による音楽も物語を盛り上げる。地球の“今”を、知性ではなく心で感じられる作品だ。

北極の大地から始まった地球の旅はまず、ホッキョクグマの様子を伝える映像から始まる。
氷はどんどん溶け、青い海をどこまでも泳ぐホッキョクグマ。
飢えた熊にとっていつまでも泳いではいられない、しかし今北極では氷はどんどん少なくなっていっているのが現実だった。
飢えたホッキョクグマは餌を取る力もなく飢え死にしていく様子が痛々しかった。


そしてサバンナの死闘。

   

深夜の像とライオンの命がけの格闘など、暗視カメラが捕らえた最新の撮影技術のすばらしさに野生のドラマは気高く美しかった。

   

46億歳の今の地球の素晴らしさが余すところなく 映像で捕らえたれていて見ていてうっとりしてしまうくらい、美しかった。

そして、それと同時にこの美しさが今 どんどん失われようとしている現実を私達は忘れてはいけないと思い知らされる映画です。