道 <四季彩>

移りゆく日々の記録

ふきのとう

2019-03-01 | 散歩道(日々の出来事)

わが家の狭い庭にも、何年か前に知人から根っこを頂き植えた

「ふきのとう」が顔を出し始めました。

1週間ほど前には5個くらい採れたので、天ぷらにして

戴きました。

また、少し採れたので今度は「フキ味噌」というのを作ってみようと

ネットでみて作ってみました。

数個なのでほんのちょっとしかできませんでしたが、

ほろ苦で春のかおりが何とも言えず独特な味がした。

温かいご飯で食したら贅沢なご馳走だなと感謝しました。

       

 

ところで、春の野菜には苦味がある。タラの芽・菜の花・フキノトウ・・・

この苦味の正体はポリフェノールやアルカノイドと呼ばれる成分なのだそうです。

冬の間、動物の体内にたまりがちな老廃物を排出する効果があるとされる

冬眠明けの熊が最初に口にするのもフキノトウだという。

冬から春へ体を目覚めさせるには「苦味」という刺激が必要なのかも知れない

と新聞に出ていました。自然の成り立ちは素晴らしいですね。

「春の皿には苦味を盛れ」とか

「良薬口に苦し」なんて言葉もありますしね。