心向くまま徒然徘徊紀

思うままに思い、思うままに徘徊し追憶・追記を重ねていきたい。

政党の離合集散の時代とは? ④

2020-09-05 13:40:30 | 近現代政治史

 

 

5,新たな立憲民主党と

 国民民主党のあゆみより

 

(1)それまでの経過

 希望の党から排除され、

直ぐその後の選挙で野党第一党になった。

ところで希望の党はマスコミの意に反して、

予想外の敗北を喫したが

何故、

党の体を為していなかった立憲民主党に敗北したのか?

それは、

1,執行部が末端の組織の意向を無視して

希望の党の小池百合子氏が意のままに、

吸収合併に駒をすすめたこと。

2、当時の民進党が国民やサポーターから遊離していたこと。

それは、野田代表時代に公約なしの強引な消費増税の3党合意

(民進党・自民党・公明党)があった。

 また、前原代表時代に安保関連諸法に関して、

選挙直前に、小池百合子氏と前原氏との間に密約があり、

反対する議員達に対して、

それを踏み絵にしたことなどに見られる。

 

その後、民進党時代の反省から

① 枝野立憲民主党代表は「ボトムアップ」政治を宣言した。

 希望の党が予想以上に敗北したこと、

 また小池百合子氏が

 その後の希望の党の党首就任を拒否したこと等で、

   民進党時代の議員に動揺が出た。

 それを見た枝野氏から、密かに打診もあったのだろう。

 個人で入党を希望する議員は承認すると表明。

 三々五々入党者が出てきた。

② 途中で希望の党は分裂し、

 元の民進党議員達と希望の党の人達の間に分裂劇が始まった。

 元の民進党議員達は「国民民主党」を結成し希望の党からでた。

③ ここでは希望の党時代に、国民民主党(元民進党時代の議員)から

 立憲民主党へ移る希望者が多数出始めた。

④ 途中国民民主党に対して吸収合併の話も持ちかけられた。

 しかし、これは途中で挫折した。

 その間、野党共闘を強調する小沢グループが国民民主党に合流した。

 

 

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