漫画屋の離れ

本ブログ「漫画屋日記」の離れブログです。構想中の作品メモに利用。

ふと思った・・・

2006-07-07 03:54:09 | 漫画屋としての一人言
なんかこのカット→確実に自分が描いたものだけど、印象が薄いな・・・ボケ始めたか、そんだけ描いてきたってことかな?

ジョナサンでコンテ。しかし5pまで。せめて10p前後までは進めたかったのだけれど、髪を思い切り短くしたせいで、エアコンで首元が冷える。このまま冷風を浴び続けると、体調をくずしそうだったのでトータルで判断して引き上げることにした。

今日(7/6)の関根さんのハイQにでていたのだけど、人間の平温から1℃下がると、それだけで免疫力が40%も下がってしまうそうです。自分は、よく髪を切った後に首を冷やして風邪を引くことが多いので気をつけねば・・・・。

なんでこんなこと考えたのかわからないけど、突然ふと、

「漫画の仕事無くなったら、アシスタント屋さんやってもいーなー・・・。」

と思いました。今までは、ずっと石にかじりついてでも漫画家であり続けたいと思っていたし、自分のアイデンティティはここにこそあると思っていたのに・・・・。

漫画家の要不要は需給で決まるし、需要の無くなった作家は消えたほうがむしろ業界への貢献だし、人のために自分を活かして働くのも悪くないなーとか、なぜか思えてしまった。今だけかもしれないけど。

なんとか漫画家として20年やれたら立派だよなー、というのが最近の目標というか希望だったのだけれど(今、12年目くらい)、不意に思えたのでした。結構、漫画家としてある程度やってきた満足感もあるし、一人モンなら食っていけるし、自分の器そのものが、結構小さくてすぐ満足するようなところがあるんですよね。

元漫画家のプライドとか、なんかどうでもいいし(今だけかもしんないけど。)、若い人の邪魔にならないように貢献できたらヤリガイあるかも。なんだか自分の過去話ばっかりしちゃって、ウザがられるおっさんアシスタント(想像を働かせただけで、会ったことはない。)は避けたいなー。多少はやっちゃいそうだけど(^^ゞ。

現時点でPC作業がこなせて(自己流だけど)、背景もある程度描けるアシスタントなら結構付加価値高いかも。でも、自分が作家として背景を描かせるんなら、もうちょい画力欲しいかな(背景だけ描くなら、それに注力するから今よりもう少し、クォリティ上がる気もするけど。)。

ほいで、なんか時々思い出したように仕事が来たりして、そんな時はチョロッと描く。だからしばらくはフリーのアシスタントだな。その後、さすがに作家としては忘れられるからボチボチとアシスタント先を定着させていく・・・。体力upは不可欠だけど、今より狭い住まいでいいし、生活コストも減らせる。んー、悪くないかも?

とりあえず、御同輩の漫画家さんのを手伝ってさ。立場とかよくわかるから、聞き役にもなれる。ほいで、かつて自分を手伝ってくれたコが立派に漫画家になってさ。それの手伝いとか出来たらサイコーかも!?でも使うほうとしてはやりにくいかなー?

こんな考え方が芽生えたのは、生まれて初めてだなー。ほほーっと自分でもちょっとビックリ。そうなったらこのブログも「元漫画屋日記」に改題せねば。

今までは漫画家崩れがアシスタントなんて、転落の典型だよなーなんて思っていて、嫌だなと思っていたのに。それだったら、他の仕事さがしたほういいと思っていた。でも、これって多分に他人の目を気にした考え方だよな。そういう尺度って嫌いなのよね。自分が納得、満足してればそれでいい。


まさかとは思うが、中田が引退を発表した影響があるのか?あまりに次元が違いすぎて、思わず笑ってしまうが。


明日には、変わってしまいそうな考え方だけど、せっかく思ったので記録するために書いてみた。やばいなー、寝てしまいそうだ。

4:38...
ハッ!そしたら仕事先用に無線通信環境の整った、ミニノートパソコンが必須だな。今自分は、資料を見るのにネットは不可欠だから(画像検索とか)。仕事先にパソコンあるか分からないし、資料が十分にストックされているとも限らない。色々、思考をめぐらせると楽しい。

自宅にサーバーをこさえて、出先からアクセスできるようにすれば猶のこと、対応力が増すな。へー、考え方を変えてみると、色々思いつくもんだ。

7:00...
コンテとりあえず9Pまで進める。やばい、はやり冷えた感じ・・・。

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