年末に買った二冊の残り一つ。ニートも今っちゃー今のワード。読みやすいし、興味深く読めた。著者はニートや引きこもりの人と直接、接触する現場の人。
特に序盤のニートってこんな人みたいなくだりは、「うーん、俺ってば、かなりニート向きかも」とか思えて、なんかヒヤヒヤしつつ読んだ。俺なんか、たまたま食い扶持にありつけたようなもんだもんなあ。そりゃ自分なりに努力したけど、恵まれている部分というのは否定できないもの。
話の一部にちょっと「んんっ?」と思うところもあったけれど、全般に気取りがなく、こういう考え方も許容される社会であって欲しいなあと思う。あと、作者の友人というエコノミストの森永卓郎氏の考え方(「年収300万円時代・・」の人)を間接的に、「こういうことか!」と理解できたのも意外な収穫。
株なんか買ったりするようになると、どうしてもモノを0か1か、勝ちか負けか、みたいな考えになりがちになるし。そもそもこの本を読みたいと思ったのは、図書館で読んだマネー雑誌に紹介文がのっていて、
「トイレに行く時間も制限するトヨタのようなやり方は、いずれ行き詰ることになる。」
というコメントを見て、「へー!(トヨタなんて勝ち組の代名詞みたいなところを否定する感覚・価値観か。それは面白い。)」と思って興味を持ったのだった。
しかし、本文でその下りを読めると思ったら、無くて空振り。だけど、まあ良し。
...1/5補記
個人的には、「勝ち負け」を意識することも非常に大切だと思っている。漫画を描いていても、自分の場合、基本的に負けが多いのだが、それを自覚し受止めることは意義深い。去年の負けはほとんど「死んだな。」と思うほどの負けだったが、それでも勝ち負けを自覚することは大切だと思う。
なので、毎日勝ち負けを受止めなくてはいけないプロ野球選手や、力士、棋士等々勝負事の世界にいる人達は凄いと思う。
これは誤解を受けないための補記。
特に序盤のニートってこんな人みたいなくだりは、「うーん、俺ってば、かなりニート向きかも」とか思えて、なんかヒヤヒヤしつつ読んだ。俺なんか、たまたま食い扶持にありつけたようなもんだもんなあ。そりゃ自分なりに努力したけど、恵まれている部分というのは否定できないもの。
話の一部にちょっと「んんっ?」と思うところもあったけれど、全般に気取りがなく、こういう考え方も許容される社会であって欲しいなあと思う。あと、作者の友人というエコノミストの森永卓郎氏の考え方(「年収300万円時代・・」の人)を間接的に、「こういうことか!」と理解できたのも意外な収穫。
株なんか買ったりするようになると、どうしてもモノを0か1か、勝ちか負けか、みたいな考えになりがちになるし。そもそもこの本を読みたいと思ったのは、図書館で読んだマネー雑誌に紹介文がのっていて、
「トイレに行く時間も制限するトヨタのようなやり方は、いずれ行き詰ることになる。」
というコメントを見て、「へー!(トヨタなんて勝ち組の代名詞みたいなところを否定する感覚・価値観か。それは面白い。)」と思って興味を持ったのだった。
しかし、本文でその下りを読めると思ったら、無くて空振り。だけど、まあ良し。
...1/5補記
個人的には、「勝ち負け」を意識することも非常に大切だと思っている。漫画を描いていても、自分の場合、基本的に負けが多いのだが、それを自覚し受止めることは意義深い。去年の負けはほとんど「死んだな。」と思うほどの負けだったが、それでも勝ち負けを自覚することは大切だと思う。
なので、毎日勝ち負けを受止めなくてはいけないプロ野球選手や、力士、棋士等々勝負事の世界にいる人達は凄いと思う。
これは誤解を受けないための補記。