吉田町の唄 『夏・二人で』

『夏・二人で』　　作詞　作曲　及川恒平

暑い夏の盛り場を
ボクタチうきうき歩いた
ヒカイの瞬間を　摺り抜けては
どうしても　真っ直ぐに歩けない

賑やかに　賑やかに
出来るだけ　賑やかに

「長いドレスが欲しいなぁ
あの飾りの窓の・・・」
ポツンとひと言　心の中に

夢の径をたどって　そっと収まる
いつかの夏に　そんな言葉

暑い夏の真夜中に
ボクタチとつぜん　気が付く
ダルイ体を　畳の上に
危なっかしく投げ出した　そのあとで

ひっそりと　ひっそりと
出来るだけ　ひっそりと

「グリーンサラダが食べたいな
綺麗なレストランで・・・」
ポツンとひと言　寝言みたいに

夢の径をたどって　消えてしまう
いつかの夏に　そんな言葉

吉田町の唄 『夕映え』

『夕映え』　　　作詞　石原　信一

色とりどりに　うつろいながら
時代よ　どこへ　急ぐのか
昨日を　まるで　汚れものだと
汚れものと脱ぎすてて　どこへ急ぐ

　　　　刻は　ためらいもなく
　　　　夕映えに燃えて
　　　　今日の残り火は　また
　　　　星に砕けても

　　　　僕は誰にも　奪われない
　　　　愛する君を　振り返る
　　　　愛する君を　振り返る　　　　

それほど人は　強くはなくて
時代に惑うことだろう
けれど自分の　うしろ影まで
うしろ影を責めるなよ　笑うなよ

　　　　刻は　うたかたの夢
　　　　夕映えに燃えて
　　　　無情であることだけが
　　　　闇を包んでも

　　　　僕は誰にも　奪われない
　　　　愛する君の　そばにいる　　　
　　　　僕は誰にも　奪われない
　　　　愛する君を　抱きしめる

刻は　ためらいもなく
夕映えに燃えて
今日の残り火は　また
星に砕けても

刻は　ためらいもなく
夕映えに燃えて
今日の残り火は　また
星に砕けても

TRAVELLIN'MAN LIVE AT NHK STUDIO 101 『AKIRA』

『AKIRA』　　作詞　吉田拓郎

夕焼けに向かって走って行く　あいつの姿が忘れられぬ
カッコ悪い事が大嫌いで　自分に信念をもっていた
えらい大人になんかなりたくない　強い男をめざすと言い切った
その時AKIRAの頼りがいのある　背中でいなずまが光った
　　　いつまでも　友だちでいよう
　　　大きくなっても　親友でいよう
　　　　　シュロの木の下で　かげろうが　ゆれている

どこへ行くのもあいつが守ってくれる　ひっこみ思案の僕が変わる
時々サイフからくすねられても　友情のあかしと言う事になる
AKIRAはYOKOが好きらしい　YOKOは頭の悪いやつがキライ
しょせん女は愚かだと呟いて　トイレで悩んでる姿を見た
　　　いつまでも　友だちでいよう
　　　大きくなっても　親友でいよう
　　　　　シュロの木の下を　風が吹いている

AKIRAは男の中の男　だからオチンチンも大きくてかっこいい
でもある日皆で見せっこしたら　JOEの方が大きくなってしまった
JOEはYOKOのヒモだとの噂　どうやら二人は出来てるみたいで
AKIRAはふてくされて百日咳になる　オチンチンもますますしぼんでいく
　　　いつまでも　友だちでいよう
　　　大きくなっても　親友でいよう
　　　　　シュロの木の下で　かげろうがゆれている

お父さんは何をスル人なんだろう　陽にやけた広いおでこがこわい
謎にみちたAKIRAんちの家族　大きなオッパイのお姉さんも気にかかる
あいつは姉さんともお風呂に入るらしい　僕が「変だよ」と言うと
「オヤジと入るお前が変なんだよ」と　言われて何となく納得できた
　　　いつまでも　友だちでいよう
　　　そう　大きくなっても　親友でいよう
　　　　　シュロの木の下を　風が吹いてる

弱虫な僕をかばって
　　AKIRAがいつも身代わりになる
倒されて　にらみつけると
　　YUJIROの映画のようだった

来年は僕等も小学生になる
　　でも　同じ学校へは行かないだろう
「俺はもっと男をみがくから
　　　お前は勉強にはげめ」と言われた

尊敬するAKIRAとも　お別れだ
　　　自信は無いけど　一人でやってみよう
夕陽に向かって走って行く
　　　あいつの姿を　忘れない

生きて行く事に　とまどう時
　　　夢に破れ　さすらう時
明日を照らす　灯りが欲しい時
　　　信じる事を　また始める時

　　　　　　　AKIRAがついているさ
　　　　　　　AKIRAはそこにいるさ
　　　　　　　　　シュロの木は今も　風にゆれている
　　　　　　　　　シュロの木は今も　風にゆれている　　

TRAVELLN'MAN LIVE AT NHKSTUDIO101 『ロンサム・トラベリン・マン』

『ロンサム・トラベリン・マン』　　作詞　吉田拓郎


　　　ＴＲＡＶＥＬＬＮ’ＭＡＮ
　　　ＯＨ，ＴＲＡＶＥＬＬＩＮ’ＭＡＮ　woo・・・・

愛する女が　いるじゃないか
そんなに荒くれる事はない
クソッたれな気分だけれど
少しこうしてゆらりと歩こうか
星降る街に　抱かれれば
ＴＲＡＶＥＬＬＩＮ’ＭＡＮ　そうさ男は
愛する女が　いればいい
ＹＥＳ，Ｉ’Ｍ　Ａ　ＬＯＮＥＳＯＭＥ　ＴＲＡＶＥＬＬＩＮ’ＭＡＮ

あいつと野球ができるのなら
もう一度　困難に立ち向かおう
この心が　老いない限り
押しよせる波風も友として
星降る街と語りたい
ＴＲＡＶＥＬＬＩＮ’ＭＡＮ　そうさ男は
もう一度　野球がしたいんだ
ＹＥＳ、Ｉ’Ｍ　Ａ　ＬＯＮＥＳＯＭＥ　ＴＲＡＶＥＬＬＩＮ’ＭＡＮ

　　　　ＴＲＡＶＥＬＬＩＮ’ＭＡＮ
　　　　ＯＨ、ＴＲＡＶＥＬＬＩＮ’ＭＡＮ　woo・・・

明日は必ず　来るんだから
そんなに思いこむ事はない
やけっぱちで　失意の時も
友情や信頼のとうとさを
星降る街で　はぐくんだ
ＴＲＡＶＥＬＬＩＮ’ＭＡＮ　そうさ男は
希望の明日を信じてる
ＹＥＳ、Ｉ’Ｍ　Ａ　ＬＯＮＥＳＯＭＥ　ＴＲＡＶＥＬＬＩＮ’ＭＡＮ
ＹＥＳ、Ｉ’Ｍ　Ａ　ＬＯＮＥＳＯＭＥ　ＴＲＡＶＥＬＬＩＮ’ＭＡＮ

吉田町の唄 『いつもチンチンに冷えたコーラがそこにあった』

『いつもチンチンに冷えたコ－ラがそこにあった』　　作詞　吉田拓郎


地図にない　海を旅する
映画みたいな　ふたりになりたい

運命の口づけで　言葉をふさがれ
もどかしい昼下がり　「暑いわ」

　　　　　コカコ－ラが　ちんちんちん
　　　　　「忘れないでネ」
　　　　　コカコ－ラが　ちんちんちん
　　　　　「夏の日の恋」

　　　　　コカ　コ－ク　コカ　コ－ク
　　　　　コカ　コ－ク　コカ　コ－ク

　　　　　コカコ－ラが　ちんちんちん

いなずまが　胸をつらぬく
結ばれて　どこへ飛び出そう

新しい試練だから　あなたが見えない
少しだけ　ふるえて　「痛いわ」

　　　　　コカコ－ラが　ちんちんちん
　　　　　「忘れないでネ」
　　　　　コカコ－ラが　ちんちんちん
　　　　　「夏の日の恋」

　　　　　コカ　コ－ク　コカ　コ－ク
　　　　　コカ　コ－ク　コカ　コ－ク

　　　　　コカコ－ラが　ちんちんちん

　　　　　コカコ－ラが　ちんちんちん
　　　　　「忘れないでネ」
　　　　　コカコ－ラが　ちんちんちん
　　　　　「夏の日の恋」

　　　　　コカ　コ－ク　コカ　コ－ク
　　　　　コカ　コ－ク　コカ　コ－ク

　　　　　コカコ－ラが　ちんちんちん