となりの町のお嬢さん

今日までそして明日から・・・拓郎とともに

newアルバム  「From T」  発売8月29日

竹田企画 更新中(^o^)8月5日 

月夜のカヌー  『少女よ、眠れ』

2012-07-19 11:17:19 | Oldies/月夜のカヌー
『少女よ、眠れ』   作詞  岡本おさみ


人ごみがとぎれている裏通りで
携帯電話をにぎった少女の
栗色の長い髪がゆれてる

午前0時をすぎてるよ
最終はまだあるさ
もの欲しげな視線の中
親はいるんだろ、家も

今夜、なにかに夢中になれたかい
眠りは君を、きれいにするだろう
なにをいっても、うるさいだろうけど
ケガしないうちに、もう、帰ったほうがいい

静けさのなかでは落ち着かない
さびしさ隠して、はしゃぐ少女の
あどけない瞳はなにを見つめてる

楽しければ、それだけで
満足だというんだね
その若さが、まぶしいほど
時を輝かせる、けれど

今夜、なにかに夢中になれたかい
眠りが君を、きれいにするだろう
なにをいっても、うるさいだろうけど
ケガしないうちに、もう、帰ったほうがいい

コンクリートを積み上げた街角で
少女の白い素足と微笑は
可憐な花のように、はかなすぎて

笑い転げて、気が抜けて
道端にしゃがみこみ
そのやさしさ、すりへらして
夜に座り込む いつも

今夜、なにかに夢中になれたかい
眠りが君を、きれいにするだろう
なにをいっても、うるさいだろうけど
ケガしないうちに、もう、帰ったほうがいい


今夜、なにかに夢中になれたかい
眠りが君を、きれいにするだろう
なにをいっても、うるさいだろうけど
ケガしないうちに、もう、帰ったほうがいい



月夜のカヌー  『ときめく時は』

2011-01-21 19:06:00 | Oldies/月夜のカヌー
『ときめく時は』  作詞 岡本おさみ

うつむいて
心、曇らせるきみの
横顔を見ていると
そんなこともあるよねと
言えなくて、言えなくて
ことばをさがしてしまう

微笑んでくれ、やわらかい頬で
あの頃のぼくたちの
ときめく時は過ぎていても

また春が
芽吹く樹々たちと花が
街角をうるおして
そんなこともあったねと
言える日が、言える日が
必ず、必ず、来るよ

照れくさいけど、指先をからめ
あの頃の僕たちの
ときめく時は過ぎていても

微笑んでくれ、やわらかい頬で
あの頃のぼくたちの
ときめく時は過ぎていても



月夜のカヌー 『人間の「い」』

2010-12-22 18:31:00 | Oldies/月夜のカヌー
『人間の「い」』  作詞 吉田拓郎

じれったい 抱きしめたい
うしろめたい いとおしい
許せない いくじがない
信じていたい 心地よい

ぎこちない 口づけたい
やりきれない にべもない
おこがましい 味気ない
あられもない いさぎ良い

冗談じゃない うばいた
いつめが甘い 人がいい
やぶさかでない うかがいたい
正直じゃない もどかしい

それが欲しい
それがしたい
それが 望ましい うらやましい
はしたない 恩きせがましい
それが恥ずかしい おくゆかし
人間の「い」
僕達の「い」
いつだって「い」
これからも「い」

さりげない 結ばれたい
ふがいない そつがない
みもふたもない いじらしい
とりとめもない 古くさい

そそっかしい 離れたい
そこはかとない ういういしい
喜ばしい たわいない
てっとり早い つつがない

いさぎよい しらじらしい
心もとない こそばゆい
理屈っぽい つまらない
長ったらしい ゆるぎない

まわりくどい おぞましい
まぎらわしい ありがたい
ふてぶてしい きなくさい
残り少ない 生きてたい

それが欲しい
それがしたい
それが 望まし うらやまし

はしたない 恩きせがましい
それが恥ずかしい おくゆかし
人間の「い」
僕達の「い」
いつだって「い」
これからも「い」

人間の「い」
僕達の「い」
永遠の「い」
命がけの「い」



月夜のカヌー 『月夜のカヌー』

2010-12-17 18:37:00 | Oldies/月夜のカヌー
『月夜のカヌ-』   作詞 岡本おさみ

話すことはいつも他愛ない
話しすぎて疲れてる
憂鬱のわけも気づかずに
魂の岸辺に寝転んで

月夜のカヌ-で
夢のつづきへ、漕ぎ出そう
月夜のカヌ-で
息を潜めて、漕ぎ出よう

冬の空で光る星屑に
指をのばす、触れたくて
とどかない恋に疲れても
思い出の窓辺で嘆くなよ

月夜のカヌ-で
夢のつづきへ、漕ぎ出そう
月夜のカヌ-で
息をひそめて、漕ぎ出よう

老いた人が、揺れて漂うのは
家族の船 暗い海
かすかな光を輝かせ
まなざし燃え尽き、閉ざすまで

月夜のカヌ-で
夢のつづきへ、漕ぎ出そう
月夜のカヌ-で
息をひそめ、漕ぎ出よう

月夜のカヌ-で
夢のつづきへ、漕ぎ出そう
月夜のカヌ-で
息をひそめ、漕ぎ出よう

月夜のカヌー  『春よ、こい』

2010-03-25 14:28:00 | Oldies/月夜のカヌー
『春よ、こい』  作詞 岡本おさみ


冬になると
旅の支度するんだね
どこへ行くんだい?
去り行くものたちよ

変わり続けてきた
いさぎよく捨ててきた
なのに、なぜ、さびしがらせる
春よ、来い

別れ歌が
胸にしみていくように
なぜに、迷わせる
去り行くものたちよ

生きて、ここまで来た
いさぎよく生きてきた
なのに、なぜ、さびしがらせる
春よ、来い

雨に濡れた
冷えた季節も飛び出した
身体、ほてらせ
去り行くものたちよ

好きで、好きでやってきた
いさぎよく惚れてきた
なのに、なぜ、さびしがらせる
春よ、来い
春よ、来い