閉鎖された環境で一生を過ごす 我が家の猫たちを SNSの窓を開いて、社会デビューさせよう！！
そんな自己満足プロジェクトのもと 開いたブログ。
猫友がいる訳でもない。 外出も禁止。
我が家に 身内以外のお客さんが出入りすることもほとんどない。
一生我が家の猫たちは 家族以外 誰にも知られず、狭い世界の中で過ごすのだ。
孤独な一生…？。
…と思ったら、なんだか 複雑な気持ちになった。
昔は外と家を自由に行き来する飼い方しかしたことがなかった。そういうものだったと思う。
今どきは 仕方がないけど、どこか不自然さとか 猫に対して申し訳なくなることがある。
「みんな 見て！」
ほら 「くろ」が 「みけ」が こんなに大きくなったよ！ こんなにかわいいんだ！
時々、誰かに 話したくなる。
今日は「くろ」です。
先日、今年１月亡くなった母が入所していたグループホームの方が
最後の１,２年の写真をアルバムにして持ってきてくださいました。
写真を見ると、最後まで 会話があって、笑顔があって、仲間がいて、人に囲まれて…
認知症だったので、うまくコミュニケーションがとれているとは言えないかもしれないけど…
常に心が穏やかだった とは言えないかも知れないけれど…
亡くなる２,３週間前、立てなくなり、食べられなくなっても
病院に入れず、慣れたグループホームでお世話になり、医療的な処置を受けず、自然に逝きました。
その決断をしてくださった グループホームの方々には、言葉にできないほど 感謝しています。
最期は「ありがとう。しあわせだね。」って何度も言って亡くなりました。
この言葉は、残された私たちの心を救ってくれました。
私もこうありたい と思った最期でした。
