「アメリカの友人」
原題 DER AMERIKANISCHE FREUND
1977年 西ドイツ、フランス
【BSプレミアム】
ベルリンに暮らす額縁職人のヨナタン(ブルーノ・ガンツ)
白血病に冒されており、残される家族を案じています
物語は、死んだことになっているが実は生きている画家に描かせた絵をオークションにかけて儲けている組織があり、オークション会場でその色が変だとヨナタンと知人の会話を耳にしたアメリカ人の詐欺師、トム(デニス・ホッパー)が接近するところから始まります
何故か、トムはヨナタンに友情を感じます
理由があるにせよ、ごく普通の職人に殺しが出来るのが納得できませんでしたし、よくわからない展開もありましたがブルーノ・ガンツとデニス・ホッパーの“友情”シーンは流石の名優たちと思いました
「エクス・マキナ」
原題 EX MACHINA
2014年 イギリス
【シネフィルWOWOW】
美しい女性の姿をした人工知能とプログラマーの心理戦を描いたSFスリラー
人間と人工知能が繰り広げる駆引きを限られた登場人物と舞台設定、目をひくビジュアルで活写します
スリラーなのかしら、と思いながら観終ればやはりスリラーでした(+_+)
タイトルも秀逸です
現実にあり得ない話ではないのでは?
既に起きているのかも?
「ハワイ」
原題 HAWAII
1966年 アメリカ
【シネフィルWOWOW】
19世紀初頭
キリスト教を布教するため未開の地・ハワイにやってきた宣教師、アブナー(マックス・フォン・シドー)と妻、ジェルーシャ(ジュリー・アンドリュース)
2人は古くから島に伝わる習慣やアメリカ資本主義による圧力などと闘いながら根気よく布教活動を続けます
ハワイに着くまでに時間の1/3ほどを費やしてアブナーとジェルーシャの人となりが紹介されます
ここでのアブナーは大変好ましい人物です
ジェルーシャは演者がジュリー・アンドリュースですから推して知るべしです
ところがハワイへ行ってからのアブナーには引いてしまいました
全てでは無いにしろ、原住民が祖先より引き継いできた伝承、風習、信仰を否定し、彼らの生活をキリスト教を基盤とした考え方に変えようとするのです
強硬なやり方を諭すジェルーシャの言葉に聞く耳も持たないアブナーの神への強い思いは解らなくはないのですが独りよがりに見えました
100%アメリカ側に立った映画ですねぇ
制作年代をみればこんなものでしょうネ
「わらの女」
原題 WOMAN OF STRAW
1964 イギリス
【シネフィルWOWOW】
大富豪付になった貧しい生まれの看護婦(ジーナ・ロロブリジーダ)が富豪の甥(ショーン・コネリー)から財産乗っ取りの計画を持ちかけられます
欲に駆られた彼女は遺産を自分に残すよう富豪に働きかけます
お決まりの色と欲の世界
ショーン・コネリーということで観てみましたが、面白いトリックや心理戦もなく終盤は早送りでした
<m(__)m>
「フェリスはある朝突然に」
原題 FERRIS BUELLER’S DAY OFF
1986年 アメリカ
【BSプレミアム】
仮病を使ってズル休みをし、思い通りの一日を送る高校生・フェリス(マシュー・ブロデリック)を描く青春映画
何故か全て上手く転がっていくフェリスにイラつく妹の気持ちが可笑しいほどよく分りました
くだらないなぁ…と思いながら最後まで観てみれば、これが結構面白かったです
チャーリー・シーンがこれだけ?
今となれば贅沢な起用です
エンドロールの最後の最後までしっかり観ましょう!
登場人物の名前、顔、仕事などよく分らないまま見てて通過してしまったところが多いのかもしれません。
何か切なかったですよね…
私もアメリカの友人を見ました。BSで放映してくれたんですよね^^
>よくわからない展開もありましたがブルーノ・ガンツとデニス・ホッパーの“友情”シーンは流石の名優たちと思いました
そうそう。同じです。最初のうち、なんだ??って解りにくくて、挫折しそうになりました。
でも俳優さんに魅力があったので、見続けられて、最後の方はもう大丈夫でした。