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おうち映画(海外)・オマージュ/ブラス!

2024年09月29日 | 映画(海外)
「オマージュ」
原題 HOMMAGE
2021年 韓国
【ムービープラス】

映画の修復プロジェクトに携わることになった女性映画監督が、フィルムの修復作業を通して自分の人生と向き合い、新たな一歩を踏み出す姿を描いた人間ドラマ

ヒット作に恵まれず新作を撮る目途が立たない映画監督のジワン(イ・ジョンウン)は、60年代に活動した女性監督ホン・ジェウォン(キム・ホジョン)が残した映画「女判事」の修復プロジェクトの仕事を引き受けます
作業を進めていくとフィルムの一部が失われていることがわかり、ジワンはホン監督の家族や関係者を訪ね、失われたフィルムの真相を探っていきます
その過程でジワンは今よりずっと女性が活躍することが困難だった時代の真実を知り、自分自身の人生も見つめ直していくことになります

映画への思い、家族との絆、人の優しさetc、
台詞ではなく映像で視覚に訴えるシーンが多く、これが却って効果的
本作の監督を始め制作者、出演者の皆さんの映画への「オマージュ」がしみじみと心に伝わってくる良作です

イ・ジョンウンは見れば見るほど中学時代からの友人によく似ていて、LINEしたら「パラサイト」の時に息子さんから言われたんですって!(^^)!

     





「ブラス!」
原題 BRASSED OFF
1996年 イギリス
【ムービープラス】

炭鉱夫たちによるブラスバンド、グライソープ・コリアリー・バンドの実話を基に映画化

鉱山閉鎖の危機に揺れるイギリス北部の小さな炭鉱町
伝統的なブラスバンドのメンバーたちも、いつ失業するかわからない自分たちのことで精一杯です
そんな中、指揮者のダニー(ピート・ポスルスウェイト)だけが全英選手権への出場を目指して張り切っています

様々な困難を乗り越え、バンドは見事優勝
凱旋で「威風堂々」を演奏する中映画は終わります

国や企業の方針で暮らしを奪われるのは常に弱き庶民
それでも自尊心と絆は奪われまいと音楽を通して闘う人々の姿に心打たれました

サッチャー政権下のイギリス社会、特に労働組合絡みを描いた作品を何本か観ていますが、それだけだとサッチャー氏の政策は全くの「悪」にしか思えず、やや気の毒ではあります

そうそう!
若き日のユアン・マクレガーが出演していて驚きました!!







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