読書と映画とガーデニング

読書&映画&ガーデニング&落語&野球などなど、毎日アクティブに楽しく暮らしたいですね!

おうち映画(日本)・かそけきサンカヨウ/世界の終わりという名の雑貨店/オズランド 笑顔の魔法教えます。

2024年06月02日 | 映画(国内)
「かそけきサンカヨウ」
2021年
【Amazon Prime Video】

原作 窪美澄

高校生の陽(志田彩良)は、幼い頃に母の佐千代(石田ひかり)が家を出て、父の直(井浦新)とふたり暮らしをしていました
しかし、父が再婚
義母となった美子(菊池亜希子)と彼女の連れ子で4歳になるひなたとの4人の新たな暮らしが始まります
そんな新しい暮らしへの戸惑いを同じ美術部の陸(鈴鹿央士)に打ち明けます
佐千代への思いを募らせていた陽は、画家である佐千代の個展に陸と一緒に行くことにします

家族関係や、思春期を迎えた陽と陸の物語
登場人物たちは、心の揺らぎ、不安、喜びを上手く表現しています
特に志田彩良さんと鈴鹿央士さんが純粋で実直な高校生を好演されていました
今の陸は、自分が何をしたいのか分からないし、今の自分が嫌いだけど、陽のことが好き
それが、陽の陸への思いと同じなのか分からない
でも、いつか一緒にサンカヨウを見に行こう、と陽に告げます
陽への思いやりに胸きゅんでした
陽も陸の思いに応えようとします

サンカヨウという植物、知らなかったです
水に濡れると透明な花びらになる不思議な山野草
山野草の中でも不思議で可愛らしい花を咲かせることで有名だそうです
花言葉は「幸せ」「親愛の情」「清楚な人」
   



この映画にピッタリ
ゆったり、静かにほっとする内容でした

    






「世界の終わりという名の雑貨店」
2001年
【日本映画専門チャンネル】

原作 嶽本のばら

社会らの疎外感に悩む青情報誌ライター・島尾雄高(西島秀俊)と同じく家族にも学校にも存在価値を見出せない女子高生・水野胡麻(高橋マリ子)
ふとしたことから島尾が任された雑貨店での二人の出会いを通し、やがて再生していく姿を描いたドラマ

二人の間には愛情や友情はなく、ただ『同類』という認識があっただけと思われます
雰囲気で迫ってくる作品
胡麻の強い孤独はわかるのですが、印象に残るのはそれくらいかなぁ
あと、胡麻のファッションがとても可愛らしくて素敵でした

西島秀俊さん見たさに鑑賞
ん、こんな作品にも出ていましたってところです
    





「オズランド 笑顔の魔法教えます。」
2018年
【NHKBS】

原作 小森陽一「オズの世界」

これまた西島秀俊さん出演作品

恋人(中村倫也)の後を追って、超一流ホテルチェーンに就職した波平久瑠美(波留)
不本意にも系列の地方遊園地へ配属となります
落胆する彼女を出迎えたのは広大な田園風景とそこに突如出現する遊園地
そして彼女を待っていたのは、これまでに数々の企画を成功させた天才社員・小塚慶彦(西島秀俊)と個性的すぎる従業員たちでした

いわゆるお仕事ものです
波平は基本、やる気のある素直な女子で、不満を抱えながらも良かれと思ったことに一生懸命邁進するのですが、小塚からは悉く却下され…
やがて、顧客第一とは?に気づいた波平はその実力を遺憾なく発揮させていきます

共演は
園長・柄本明、先輩・橋本愛、濱田マリ、同期・岡山天音
皆、いい味を出しています

ベタな展開ですが、コミカルでほのぼのとした笑いに包まれ、後味は良かったです
東京勤務の恋人がオズランドへやってきて、田舎を見下すような発言をします
当然、波平は彼に別れを告げ、ションボリと帰京する恋人でした
暮らす環境が違えば、考え方に差が出るのは仕方ありませんね
恋人役の中村倫也さん、ファンとしては悪人として描かれてるわけじゃなくて嬉しかったです

実在する熊本の遊園地で撮影されたとのこと
我が町の映画を成功させよう!と多くのエキストラさんが参加されています
皆さんも楽しそうで幸せな気分で観終わりました
    


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中島要「なでしこ日和 着物始... | トップ | 中島要「異国の花 着物始末暦... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
オズランド 笑顔の魔法教えます。 (小米花)
2024-06-07 14:32:33
知らない作品です。
中村倫也、波留さん、割と好きな俳優なので、機会があったら見てみたいです♡
返信する
小米花さん (こに)
2024-06-08 14:28:34
中村さんは微妙な役ですけど悪人ではなかったので良かったです。
波留さん、連ドラの頃はあまり好きではなかったのですがこのところ見直しました。
強くお薦めというほどではありませんが余り時間にでも是非\(^o^)/
返信する

コメントを投稿

映画(国内)」カテゴリの最新記事