２０２０年東京五輪での実施競技で、野球・ソフトボールは落選。
米大リーグ機構（ＭＬＢ）の協力を得られなかったことが響いた。
全日本野球協会（ＢＦＪ）と日本ソフトボール協会（ＪＳＡ）は９日、東京都千代田区で合同記者会見を行い、ＢＦＪの鈴木義信副会長は「一生懸命努力してきたが敗れた。
ソフトボールに大変申し訳ない」と謝罪。
ＭＬＢが五輪参加に消極的だった背景には、薬物問題があったとみられる。
ＪＳＡの尾崎正則副会長は「大変残念。
機運が十分ではなかった。
結果を総括し、今後の復帰活動につなげたい」と２０２４年の復帰を目指す考えを示した。
野球・ソフトは今年４月、別々だった競技団体の統合に踏み切るなど、復帰に向け、組織改革を行ってきた。
球場でチラシを配るなど地道な活動でアピールしたが、結びつかなかった。
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