地方行政
鹿児島県・阿久根市臨時議会に出席した西平市長=大原一郎撮影
鹿児島県阿久根市の西平良将市長は28日、就任後初の臨時議会を招集した。
西平市長は「一日も早く混乱のない明るい阿久根市にする」と所信表明。竹原信一前市長が昨年6月に専決処分した市税の引き下げを元に戻す改正条例が賛成多数で可決された。
また、竹原氏が専決処分で副市長に選任し、市長職務代理者だった仙波敏郎氏が今月4日に専決処分した一般会計補正予算など5議案も一部修正して再提案し、可決した。会期は2月4日まで。
西平市長は「混乱を克服するため、対話を基本として市政を運営する。法令順守を旨とし、施策を実施する」と述べ、対立から対話への転換を強調した。
4年間で職員給与を15%削減するとした公約について「職員に対しても対話を通じて理解を求め、実施する」とする一方、議会改革には具体的に言及せず、「いろいろな意見をいただき、建設的な行政運営を目指したい」と述べるにとどめた。
(2011年1月28日14時07分
読売新聞)
関連ニュース
・
女性警官に3回キスして停職6か月
・
灰に覆われた街、車はスリップ…宮崎・都城
・
灰に覆われた街、車はスリップ…宮崎・都城