スペインのラホイ首相は６日付のドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネとのインタビューで、欧州中央銀行（ＥＣＢ）による国債買い支えを早急に実施するよう求めると述べた。
スペイン国債の利回りは高止まり（価格は下落）し資金繰りが切迫。
６日の欧州中銀理事会で国債買い支えの具体策を決定すると期待されている。
ラホイ氏は６日、マドリードでドイツのメルケル首相と会談する。
ドイツでは財政難国の国債買い支えに反対の声が根強く、メルケル氏に対し、協力を要請する考えを示した。
スペイン国債の利回りは「危険水域」とされる７％を一時突破。
イタリア国債の利回りも高止まりしており、ラホイ氏は「われわれが再び理性的な利回りで資金調達できることが特に重要だ」と表明した。
（共同）
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