J2第1節(3日、G大阪3-3京都、万博)後半ロスタイムに勝ち越しを許し、敗色濃厚の試合終了間際。
G大阪にはまだ、ツキが残っていた。
パウリーニョが得たPKを遠藤が決め、辛うじて勝ち点1を拾った。
「状況からすれば、追いついてよかった」。
今季、主将に就任した司令塔が胸をなで下ろしたように、内容では明らかに京都に分があった。
リードして前半を折り返したものの、思うように中盤でボールを保持できない。
逆に何度もエリア内への侵入を許し、後半36分に同点弾、ロスタイムには痛恨の失点を喫してしまう。
「捨て身でプレッシャーをかけてこられた。
難しさはあった」。
京都の気迫を肌で感じたという今野は、こうも言った。
「ガンバ相手だから、捨て身できたのかは分からない。
でも、こういう試合が続いていくのかなと思う」。
圧倒的な戦力を有するがゆえ、他の21チームから徹底マークされる。
そんなJ2の厳しさを身を持って味わった開幕戦だった。
(細井伸彦)
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