
神田川沿いの江戸川公園の遊歩道の東端部の周辺に広がっている「新江戸川公園」の緑地帯です。入口前では公園事務所の改修工事が行われていました。

新江戸川公園内を散策していきます。江戸時代の幕臣の邸宅跡地に整備された緑地帯なので、その面影が至る場所に残っています。

この界隈は「目白台」と呼ばれている丘陵地帯の地形を利用した回遊式庭園となっていて、庭園内の低地部(中央部)には湧水を利用した池が整備されています。

目白台の丘陵地帯の斜面上にも満開の桜が何本も植えられていました。

丘陵地帯の斜面に伸びている散策道を道なりに進み、斜面上から振り返って新江戸川公園の庭園内を見下ろして撮影しました。

庭園内には満開の桜だけではなく、椿の花なども咲いていました。

北東側の斜面上の散策道内から、庭園内を見下ろして撮影しました。

散策道を道なりに進んでいくと、回遊式庭園の西端部にやってきました。この辺りは木々が鬱蒼と生い茂っていて、その中に幽すいがたまっているらしい小さな池がありました。

池の南側に沿って伸びている散策道を歩いて行きます。

庭園の敷地南側の散策道内から、庭園内を見渡して撮影しました。

改修工事中の入口前の建物をズームで撮影しました。江戸時代のこの庭園の所有者であった元々細川家の勉強所である「松声閣」であり、大正時代に建てられたものだそうです。

背後の高台に広がっている緑を眺めていると、本当に東京都心部に程近い場所なのかと思えるくらいですね。

庭園内を一周して、敷地南西側にある入口前に戻ってきました。

神田川沿いの桜並木道や椿山荘などと一緒に散策する人が多いみたいですね。

新江戸川公園の南側の市街地内にある、都電荒川線の早稲田駅に到着しました。これで4月の時期の神田川一帯の散策は終わりです。
