東京タワーからの展望記事を出すつもりでしたが、2014年3月29日に新橋~虎ノ門間で開業することが決まっている「環状第2号線・新虎通り」の開通直前の風景を撮影して来たので、こちらを先に発表していきます。
2014年3月29日に向けて工事が最終段階に入ってきている「新虎通り」内を散策していきます。国道15号線(第一京浜)前をスタート地点にし、虎ノ門ヒルズの脇を通り抜けて、外濠通りの特許庁前交差点へ向かいます。
第一京浜(国道15号線)との交差部から撮影した虎ノ門ヒルズの巨大な高層ビルの全景です。道路部分は3月29日に開業しますが、高層ビルは2014年6月11日に開業することになっています。
3月の初めに訪れた時は舗装工事の真っ最中だったのですが、御覧のように舗装工事が完了していました。環状第2号線の、虎ノ門から汐留にかけての部分は、2003年(平成15年)に事業化され、2005年(平成17年)に着工されました。
真新しい自動車用信号機や、歩行者用信号機が設置されていました。新しい信号機群は黄色いシートにくるまれていて、「工事中」と表記されていました。
第一京浜(国道15号線)の周辺を撮影しました。奥の方にはJRの高架橋や、汐留シオサイトの高層ビル群が広がっています。
路肩部分や排水溝などの工事も完了しているみたいですね。
新虎通りの歩道部分を散策していきます。平日の午前中の時間帯だったので、意外と人通りが多かったです。歩道には工事用フェンスが多く設置されています。
振り返って第一京浜(国道15号線)との交差部方向を撮影しました。ちょうど東海道新幹線の列車が低速で通過していたところでした。
新虎通りの地下自動車道部分への(新橋側)のアプローチ道路部分の脇を通り抜けていきます。この数日前には、このトンネル区間を歩く市民参加型のイベントが実施されたそうです。
トンネル前の表示灯の塗装工事が行われていたところでした。外堀通り交点から国道1号交点までは平面交差、その先から、汐留交差点の先までが地下トンネルとして建設が進められており、2014年3月29日に地上街路部とあわせて開通予定となっています。
新虎通りの歩道用や、車道用の街路灯の設置工事も完了している感じですね。
とは言っても、新虎通りの両側の市街地内は電柱がそのまま残されているなど、昔の雰囲気から全く変わっていませんでした。新しい道路名称は「マッカーサー道路」が本命でしたが、公募によって「新虎通り」となることが決定しました。
汐留シオサイトの高層ビル群を振り返って撮影しました。この区間は商業地としての価値が高かったことから用地買収が難航、当所は計画が頓挫したものの、1989年(平成元年)の法改正によって立体道路制度が創設され、道路上に建物を建てることが可能になったことから再開発事業が再開された経緯があります。
舗装工事は既に完成し、真新しい白線も引かれていました。
西新橋地区の市街地の街並みを撮影しました。今後は再開発による既存の建物の取り壊しが進められていくのでしょう。