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アクアティクスセンターの進捗状況(+辰巳国際水泳場) 2017年1月5日

2017年01月15日 06時00分00秒 | 再開発・城東


オリンピックアクアティクスセンター(仮称):工事準備中 2017年1月5日
2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックにおける湾岸地区の競技会場クラスター内の一つ、アクアティクスセンターです。オリンピックの水泳(競泳、飛込、シンクロナイズドスイミング)、パラリンピックの水泳が対象競技となっています。場所は江東区辰巳地区内の都立辰巳の森海浜公園の緑地帯の一角であり、広域避難場所となっていた場所です。観客席数について、大会後は5000人規模に縮小することをあらかじめ想定した上で、大会時には20000人の観客が観戦できるように計画されています。大会後は、世界的な大会が開催される国際水泳場として、また、都民も利用できる水泳場として活用していきます。


東京都オリンピック:パラリンピック準備局のホームページ内から拝借した完成予想図です。

オリンピックアクアティクスセンター(仮称)
地名地番 東京都江東区辰巳2-2-2ほか
住居表示 東京都江東区辰巳2-2
主要用途 運動施設(観覧場、水泳場、スポーツの練習場)、集会場、店舗、事務室、駐車場、その他(ポンプ室、公衆便所、休憩所)
工事種別 新築
構造 鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎 杭基礎
階数 地上4階・地下1階建て
延床面積 46947.31㎡
建築面積 26850.83㎡
敷地面積 161935.78㎡
建築主 東京都
着工 2017年4月1日
完成 2019年12月20日

プレスリリース:東京都オリンピック:パラリンピック準備局のホームページ内
2020年大会開催準備 オリンピックアクアティクスセンター
プレスリリース:同ホームページ内のPDF資料
オリンピックアクアティクスセンター(仮称)(26)新築工事基本設計



この記事の主役は「アクアティクスセンター」なのですが、その前に同じ辰巳地区内に建っている「東京辰巳国際水泳場」について先にご紹介していきます。アクアティクスセンターが政治的話題となった時、辰巳国際水泳場も一躍有名になってしまいました。




JR新木場駅北口から国道357号線(首都高速湾岸線と平行している一般道路)を西側へ向かって進むと、「辰巳の森緑道公園」を通り抜けた先に辰巳国際水泳場の巨大な建物が建っているのが見えて来ます。




敷地内にあるペデストリアンデッキ上にやってきました。完成したのが1993年8月とバブル経済の雰囲気が色濃く残されている時期であり、とても立派な建物だと圧倒されそうです。




しかし、バブル時に計画・建設された立派な施設なのですが、4年後のオリンピック時には収容人数が足りずにアクアティクスセンターが新設されることとなった経緯があります。ちなみに、オリンピック時には辰巳国際水泳場は水球競技会場として使用されることになります。




辰巳国際水泳場のペデストリアンデッキ内から、「辰巳の森海浜公園」の広大な緑地帯を撮影しました。この緑地帯内の北東角の一角にアクアティクスセンターが建設されることになります。




西側から辰巳国際水泳場の建物の全景を撮影しました。築24年近く経過していますが、今見ても先進的なデザインの建物だと思います。




辰巳国際水泳場前から辰巳の森海浜公園の緑地帯内を通り抜けていきます。途中でアクアティクスセンターの工事用道路の整備現場前にやってきました。そばにはこのような案内板が設置されていました。




北側から、工事用道路の整備現場の全景を撮影しました。2017年の年明け早々から工事が始まるみたいです(私が散策したのは1月5日ですが、まだ広場内は通り抜けることができました)。




緑地帯内に整備されている連絡協から、アクアティクスセンターの整備工事現場を見渡すことができます。多数の重機が展開していて、土を掘り返したり盛土する作業が行われていました。




この日は工事は行われていないみたいでした。




アクアティクスセンターの敷地東側を通っている道路を見下ろして撮影しました。4年後のオリンピックでは、この辺りは多くの人々で賑わうことになりそうです。現在は人通りは全くなく閑散としていました。




南東側から整備工事現場の全景を撮影しました。




連絡デッキ前からも、辰巳国際水泳場の建物を見渡すことができます。辰巳国際水泳場にしても、新設されるアクアティクスセンターにしても、東京地下鉄有楽町線の辰巳駅やJR京葉線の新木場駅から少し離れた場所にあるのが難点ですね。




アクアティクスセンターの整備工事現場の地図です。

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