今日は私の子ども新6年生の役員決めが6時半から有った!
3学期に有った懇談会で、結局決まらなかったらしい。
6年生の役員と言う事で、卒対も兼ねるので、みんな尻込みしているのだ。
今回、役員を避けるために、私は「沈黙は金」作戦を胸の中で唱える事にした~~
だってさ、去年、一昨年と二年連続やったんだよ!学校の役員!
そんでもって、3年前には子供会役員、2年前は部活の役員も兼ね、
去年は自治会の役員も兼ねていた。
もう、今年は役員したくないもん。
喋らない事が大切~~。
さて、ここからその2時間半にわたる戦いをお話ししよう~~
まず、教室に新6年生のお母さんたちが(二人お父さん)ぞろぞろと集まった~~
欠席者は2人。
「欠席して役員を押しつけられたらかなわん」と言うことからのかなりの高出席率!
司会の委員長さんが、不毛な挨拶
「まず先に、5人役員を決めなくてはなりません。どなたか立候補される方はいらっしゃいませんか?」
私の心の声『いるわけない~~~』
教室内、しばしの沈黙。
そしてみんなひそひそ。
ひそひそひそひそひそひそ・・・・・
時間だけがいたずらに過ぎる。
私『沈黙は金』
司会の委員長さん必死の説得。
見るに見かねて、去年私と一緒に役員をやった一人の方が、立候補。
『えらい!』
ぱちぱちぱち!
しかしてその後は、まったく動く気配なし。
いてもたってもいられず、担任の先生のなだめつすがめつの説得。
しかし、誰も動かない。
私『我慢。ここで何か喋ったらお終い、沈黙は金!我慢我慢!
先生の言葉に動かされてはならないのだ!』
その後、さらに沈黙、ひそひそが続き、
もう一人、周りのみんなに押し出されるようにして、仕方なく立候補。
『ほっ~~~、後3人!
後少しの我慢!』
ここで発言者登場
「地域の委員をやっているからと言って、学校の役員をやらないのはおかしいと思います。」
私の陰の声。『そうだそうだ!!
私だって、地域の委員をやりつつ、学校の役員。
子どものスポーツの役員をやりつつ、学校の役員。等々やったもんね。』
ざわざわ・・・
司会の委員長さんと副委員長さんと先生達はこそこそと話し合う。
「ここでやっていない人で、この場所に来ていない人に押しつけても、
なんだかんだと結局断られる可能性があります
どうぞみなさん立候補してください」
し~~~~~~~~~~ん
ここで時間はすでに8時半過ぎ。書くと短いが、2時間強の戦い。
どれだけ「し~~~~ん」が長いかご想像下さい。
疲れ切った委員長さんと副委員長さんが、仕方なく二年連続で役員に立候補。
役員の枠は後一人。
し~~~~~~~~~~ん
委員長「どなたかお願いします」顔がもう引きつっているようだ
し~~~~~~~~~~ん
委員長「後一人なんです」声も震えているようだ。
し~~~~~~~~~~ん・・・・・
『沈黙は金、沈黙は金、我慢我慢』
「こうなると、アミダで決める事になります。いいですか?」
みんな「それでいいです・・・」
「では、中学校、幼稚園などで役員をやっている方を除いてアミダをひいて貰います」
発言者あり「それはおかしいと思います。
日にちが重なる訳でもないし、みんなそうやって役員をしてきた方もいっぱいいます」
ざわざわざわざわ
こそこそこそこそ
委員長と副委員長と先生「こそこそこそ」
委員長「では、そう言う方もくじをひいて貰います」
該当者「(◎-◎;)・・・・・・」
アミダが回ってきて、みんな緊張の趣。
「ああ、私くじ運悪いのよね」
「私いつもこう言うの当たっちゃうのよね」
と、口々にそれぞれ行く末を悲観する
委員長さん「では、結果を発表します・・・・・・・」
Sちゃんのお母さんに話しかける委員長。
どうやら、Sちゃんのお母さんだった模様。
しかし、唐突に委員長、副委員長、先生達集まってなにやら相談。
『ん?どうした?何やってる!早く発表せい!』
委員長「え~Sチャンのお母さんが当たりましたけれど、彼女は今妊娠中。
9月に出産予定なので、役員は無理です。
みなさんも経験者ですから納得して頂けると思います。」
私『なに~~~~っ!だったらくじに入るんじゃない!!』
みんながっくり・・・
もう時間は9時になろうとしている。
委員長「後一人なんです。
どうかお願いします。」
し~~~~~~~~~~~~~ん
『我慢我慢』
し~~~~~~~~~~~~~ん
『・・・・・・』
し~~~~~~~~~~~~~ん
果てしなく続く役員決めの時間・・・
私『きえええええええええいっ!!もう耐えられない!!!』
「やりますっ!」
ぎゃあああああ、しまった~~~!
またやってしまった~~~~泣
先生「3年連続ですね。」
そうだよう~~
どうして私が~~~~~泣
お友達が帰り際に言ったよ。
「私も耐えられなかったよ。
私も役員該当者だったら同じ事したよ。仕方ないね」
ど~~~~~~~ん
3年連続役員・・・・・・・