Pianist 池田みどり

ピアニスト池田みどりの四苦八苦をまるごとお見せします。
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「歩き方を変えれば外反母趾はここまで治る」

2012-10-23 | Diary

 最近足の裏がつるように痛くなりました。よく見ると左足の親指の付け根がでっぱっています。これ、外反母趾?外反母趾ってハイヒールを履いている女性がよくなるイメージです。でも私はとにかく歩きやすい靴しかはけないし、特に今はいている靴はとても履きやすくて、靴が合わなくて痛いということはほとんどない。でも、足裏が歩いてもひびくし、寝ていてもじんじんとすることがある。まあ、それほどの痛みじゃないんですが、いやな感じです。そこで、足裏~痛み、そして外反母趾をキーワードにネットで調べてみました。多くは整骨院などのテーピングや、靴敷きなど・・・でもそれじゃ対処療法にしかならないよねぇ。その中で見つけたのが、この本。早速読んでみることにしました。

 著者の古屋達司さんは、多くの外反母趾の治療の経験から、外反母趾は足指を使わない歩き方、立ち方によって、足のアーチ構造である第3関節を中心とした「背側骨間筋」が退化していることが原因だと考え至るようになりました。そこで整骨院の中に外反母趾研究所をたちあげて、さらに研究を続けています。「外反母趾は足の生活習慣障害」というタイトルからわかるように、自分でなおすことのできる習慣だとしています。ただし骨の変形自体は簡単には治りません。少なくとも年単位です。ですから初期から正しい歩き方を勉強することが大切です。

 そういえば、私たちって歩き方を勉強する機会って、なかったですね。小学校の運動会で行進の練習をしたときくらいです。モデル・ウォーキングもいいかもしれませんが、本来の足の機能をどこまで科学的に分析できているか疑問です。そうか、正しい歩き方ってずっとわからないままだったかも…もちろん古武術式の歩き方は習ったけど、それは普段の歩き方とは少し違っていて、ベタ足でした。でもそれはここではNGです。

 姿勢はいいつもりでも、実は外反母趾の患者には姿勢のいい人が多い。そういう人は重心が後ろにかかっていることが多いようです。私自身、足指をひろげたり、足指でじゃんけんしたりがうまくできません。つまり足指の使い方がなってない。マッサージや普段の歩き方を少しずつ勉強しながら、専門家との相談や治療も受けて、早めに対処しようと思っています。専門家によると、痛みのあるうちは、無理なスポーツは禁物ということです。最近スポーツジムが楽しくて、がんばりすぎちゃったのがどうも裏目に出たようです。まずは体をリセットしてから、徐々にスポーツ再開を目指します。

 ※「歩き方を変えれば外反母趾はここまで治る」 古屋達司著 メタモル出版 


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