ファン・ボルム「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」
ソウルにある本屋の店主、店員、常連客・・・などの物語。
日本でも食堂だったり、本屋だったりを舞台にした「心温まる作品」「癒しの物語」が
たくさん出ていると思うのだけど、この本もそんな一冊のように思う。
ただ、こういう物語は一人一人にスポットが当てられる連作短編のような形が多いのだけど、
この本は短い章たくさんあって、あの人の、この人のとあちこちに散らばっているようで、
ある意味、洗練されていない感じが、小説家の本っぽくないなぁと思ったら、
実際に、エッセイを数冊書いている方の初めての小説だそう。なんだか納得。
よくあるような本のように書いたのだけど、なんだか心地いいなと思う本で、
なんでかなと思ったら、徹底的に押し付ける感じがなくって、まぁ、いいんじゃないって
雰囲気があるというか。
休むのもいいし、何かをやってみるのもいい、誰かのために生きなくていいし、
自分に合わないんだったら離れてもいい。
この本は、洗練されている感じではないと書いたけれど、そんなところまでも、
それでいいって感じがして、魅力の一つなのかもしれないなと思ったりも。
〜しなさいでもなく、〜してはいけないでもなく、ゆるっとした感じがして、
自分の中のどこかの風通し良くなるような気持ちになりました。
この本は、いつか原書にチャレンジしてみたい。
ソウルにある本屋の店主、店員、常連客・・・などの物語。
日本でも食堂だったり、本屋だったりを舞台にした「心温まる作品」「癒しの物語」が
たくさん出ていると思うのだけど、この本もそんな一冊のように思う。
ただ、こういう物語は一人一人にスポットが当てられる連作短編のような形が多いのだけど、
この本は短い章たくさんあって、あの人の、この人のとあちこちに散らばっているようで、
ある意味、洗練されていない感じが、小説家の本っぽくないなぁと思ったら、
実際に、エッセイを数冊書いている方の初めての小説だそう。なんだか納得。
よくあるような本のように書いたのだけど、なんだか心地いいなと思う本で、
なんでかなと思ったら、徹底的に押し付ける感じがなくって、まぁ、いいんじゃないって
雰囲気があるというか。
休むのもいいし、何かをやってみるのもいい、誰かのために生きなくていいし、
自分に合わないんだったら離れてもいい。
この本は、洗練されている感じではないと書いたけれど、そんなところまでも、
それでいいって感じがして、魅力の一つなのかもしれないなと思ったりも。
〜しなさいでもなく、〜してはいけないでもなく、ゆるっとした感じがして、
自分の中のどこかの風通し良くなるような気持ちになりました。
この本は、いつか原書にチャレンジしてみたい。
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