まず、旨いアスパラは、ドイツ産であること、それもミュンスター産は一級品です。ドイツ語で、アスパラは、「シュパーゲル」と言います。よくスーパーなどで売っている安い、ギリシャ産や東欧産のシュパーゲルは避けましょう。旨いのは、やはり、味にうるさいドイツ人が作るシュパーゲルです。でも収穫は、ドイツ人は嫌なようで、東欧からの出稼ぎの人が、ドイツのアスパラ農家で収穫をしています。
ドイツ産の一級品を奮発して買ってきました。でも、1㎏で、12ユーロくらいです。今回は、600グラム弱買ってきました。よーく皮をむいて、茹でます。下ごしらえの写真を撮るのを忘れましたが、繊維質の多い皮を丁寧にむいて、茹でます。長さは25㎝前後でかなり太くて旨そうなのを選びました。私は、スパゲッティもフライパンで茹でます。こうすると時間が短縮され、水も少なく済み、それにかなり旨く茹であがります。それに「吹きこぼれ」がありません。妻から学んだ茹で方です。そうそう、塩水で茹でましょう。塩は大さじ軽く一杯くらい。茹で時間は、この大きいシュパーゲルですと10分がベストです。
付け合わせは、もちろん「生ハム」です。ドイツの生ハムは、スペインの「イベリコ」や、イタリアの「パロマ」と並んで、有名です。旨くて安い。
茹であがりの熱々のシュパーゲルに、バターをたっぷり落とします。味はこれで充分です。バターの溶けるのを待ち、あとはかき混ぜます。
今日は、昼に炭水化物をたっぷりとったので、ジャガイモなし。定番は、塩ゆでのジャガイモですね、付け合わせは。
ナント、その旨かったこと!味は、やはり最高でした。その、ほのかな甘み、そして、ちょっとシャッキトした歯ごたえ、そこに、バターの暖かい母性的優しさと、生ハムの父権的強さが加わり、とてもユートピアな味でした。
一人で食べるのがもったいないなあ。それだけが「味気なさ」。
私は、北海道生まれで、たくさんアスパラを食べて育ちましたが、やはり、ドイツのアスパラが一番です。6月いっぱいまでが旬で食べ頃です。
まだまだ食べるぞ!
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