みかえる族の漫遊記 ~小林直生ブログ~

旨い!五月はアスパラだ!

 ドイツの五月と言えば、アスパラです。皆、アスパラをどう旨く食おうかと、そのことだけを考えているようにも思えます。

 まず、旨いアスパラは、ドイツ産であること、それもミュンスター産は一級品です。ドイツ語で、アスパラは、「シュパーゲル」と言います。よくスーパーなどで売っている安い、ギリシャ産や東欧産のシュパーゲルは避けましょう。旨いのは、やはり、味にうるさいドイツ人が作るシュパーゲルです。でも収穫は、ドイツ人は嫌なようで、東欧からの出稼ぎの人が、ドイツのアスパラ農家で収穫をしています。

       

 ドイツ産の一級品を奮発して買ってきました。でも、1㎏で、12ユーロくらいです。今回は、600グラム弱買ってきました。よーく皮をむいて、茹でます。下ごしらえの写真を撮るのを忘れましたが、繊維質の多い皮を丁寧にむいて、茹でます。長さは25㎝前後でかなり太くて旨そうなのを選びました。私は、スパゲッティもフライパンで茹でます。こうすると時間が短縮され、水も少なく済み、それにかなり旨く茹であがります。それに「吹きこぼれ」がありません。妻から学んだ茹で方です。そうそう、塩水で茹でましょう。塩は大さじ軽く一杯くらい。茹で時間は、この大きいシュパーゲルですと10分がベストです。

       

 付け合わせは、もちろん「生ハム」です。ドイツの生ハムは、スペインの「イベリコ」や、イタリアの「パロマ」と並んで、有名です。旨くて安い。

       

 茹であがりの熱々のシュパーゲルに、バターをたっぷり落とします。味はこれで充分です。バターの溶けるのを待ち、あとはかき混ぜます。

       

 今日は、昼に炭水化物をたっぷりとったので、ジャガイモなし。定番は、塩ゆでのジャガイモですね、付け合わせは。

       

       

       

 ナント、その旨かったこと!meromeroheart味は、やはり最高でした。その、ほのかな甘み、そして、ちょっとシャッキトした歯ごたえ、そこに、バターの暖かい母性的優しさと、生ハムの父権的強さが加わり、とてもユートピアhinodeな味でした。

 一人で食べるのがもったいないなあ。それだけが「味気なさ」。

 私は、北海道生まれで、たくさんアスパラを食べて育ちましたが、やはり、ドイツのアスパラが一番です。6月いっぱいまでが旬で食べ頃です。

 まだまだ食べるぞ!goodwink

コメント一覧

小林直生
なかにし まり様 ドイツのアスパラの話が、どういう訳か、尼崎の話になってしまいましたね。尼崎の底力ここにあり!といったところでしょうか。映画「下妻物語」を思い出します。
なかにし まり
はいっ、尼崎は大阪文化圏だと思います。
結婚して神戸に来た21才の私には、あまりに神戸は上品すぎました。大阪が下品ということではありませんが・・・
小林直生
なかにし まり様 そうそう、大阪には田んぼに、昔、だくさんレンゲの花が咲いていたそうですね。大阪のある保母さんから聞いたことがあります。まあ、尼崎は、大阪府では無いですが、大阪文化圏ではないですか?
なかにし まり
あちゃー、この注意力散漫をなんとかせねば!失礼しました。
 自然いっぱいの北海道、いいですね。
 私は尼崎(兵庫)育ちで、田んぼのレンゲの蜜を学校帰りに吸ってたぐらいです。今はレンゲまでもが少なくなっています。かなしー。
小林直生
なかにし まり様 「ユーカラ」ですね。アイヌの人たちのお陰で、今でも北海道の自然は、健康です。「アイヌ」とは、「人間」という意味です。

 北海道のアスパラは有名ですが、海岸の砂浜に育つ、「ボウフ」という、ネギっぽい野菜があるのですが、これを酢味噌でいただくと絶品です。これは、商品化されておらず、自分で取りに行くほかありません、苫小牧の海に小さい頃、よく取りに行ったものです。ああ懐かしいなあ。
なかにし まり
「ユカタ」?
それを言うなら「ユカラ」やろー
失礼しました(^^;)
なかにし まり
生唾ごっくんです。
コメントがテレビのレポーターが絶対言わないような名コメントですね!
 私も北海道には行ったことがありません。
 私の中で北海道と言えばアイヌの「ユカタカムイ」です
小林直生
miyo様 結構北海道を知らない人がいるんですね。是非、一度北海道旅行をして下さいませ。でも、筍蕎麦、いいなあ。
miyo
うわぁ・・食べたい。
私は白いアスパラも、北海道も、まだ見たこと
ないですからーT.T
私のこの時期食べまくるのは「筍」です。
今日も中村屋さんで筍蕎麦、筍ご飯を堪能
しました。オーナー夫人のご実家で採れる
ものだそうです~
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