みかえる族の漫遊記 ~小林直生ブログ~

ドイツ生まれのトルコ料理

 日本のカレーライスのように、インドにはないが日本だけにある食べ物がありますが、ドイツにも、トルコにはないがドイツでは非常に有名なトルコの食べ物があります。それが、"Döner"、「デーナー」と呼ばれる「ファーストフード」です。

 ベルリンにいるトルコ人達が「発明」したもので、日本でも渋谷でこのデーナーの店を見たことがあります。ドイツで、ファーストフードと云えば、「カレーソーセージ」ですが、このデーナーは、カレーソーセージといちにを争うほどにポピュラーな食べ物です。

 今朝、ラインランド地方の町、クレーフェルドで仕事をした後、ボーフムで昼食がてら、近くのトルコ料理の店に立ち寄りました。

       

 

 店はこんな感じでとても清潔できれいです。ショーウィンドウのような所の中に、新鮮な野菜やサラダ、ソースが入っています。

       

 これがデーナーと呼ばれる肉のかたまり。回転しながらグリルされています。これを長いナイフでそぎ落とします。肉は、子牛や鶏肉が多いですが、ここの店は七面鳥の肉のみを使っています。

 

 夥しい数のメニューの下で、とても人の良いトルコのおじいさんが、肉を切っています。後ろ姿しか見えませんが・・・

       

 そして、袋状の暖かいパンの中にこの肉を入れ、好きな「具材」をお好みで指定して入れて貰います。値段は同じなので、私はいつも「全部入れ」の辛味ソースです。これで、3ユーロはかなり安いですね。量もあって結構お腹がいっぱいになります。

 

 「具」を落とさないように、ゆっくりと食べるのがコツです。ボーフムだけでも何十軒ものデーナー専門店がありますが、皆それぞれ個性があって味が違います。この店は、かなり美味しい店でした。
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