みかえる族の漫遊記 ~小林直生ブログ~

江戸っ子のイタリア米をドイツで食べる

 ドイツに来て暫くすると無性に食べたくなるのが、日本米の、それも白米です。ドイツ人向けの米は不味い、の一言。トルコ人の店で売っている白米は、まあまあ、でも、時々石が入っていて困ります。味ももうひとつ・・・ 中国人の好きな米は、中華料理には合うが、日本食には今ひとつ合いません。

 そこで、日本人街のあるデュッセルドルフへ用事があって行く時に、日本食スーパーで、米を買ってきますが、高いうえに遠い。

 以前、ケルンに住んでいたとき、良く行く韓国人の店で勧められた白米を、ここボーフムでも発見しました。韓国人の店の主人は、「この米は私が食べて美味いと感じるから、日本人のあなたの口に絶対合うはず」と勧めてくれたものです。

       

 これはイタリア産の陸稲米です。おーっと、でもすごいイラストですね。横顔を好んで描いた、イタリアルネッサンスの影響でしょうか、おサムライさんはかなり無理をして横を向いています。

 そして、この米のブランド名が、「SHINODE」、「シノデ」です。なんだこりゃ?で、裏を見てみると・・・

 

 あれー、「日の出」と印刷されていまね。「ひ」を「し」と読むのは、江戸っ子ですよね。「アサシヒンブン」という新聞があるくらいです。

 と云うことは、東京の下町生まれのイタリア人が作っている米なのでしょうか?

 でもこの米は、美味いです。1キロ入りのこのパックで、300円弱です。ドイツで見つけた美味いもののひとつでした。

コメント一覧

小林直生
るるん様 私が見たのは、上野樹里が出た実写ドラマです。そうですか、漫画ですか。
 ドイツには、吉野家はありません。ファーストフードは、トルコ系とカレーソーセージが主流ですので、吉野家のはいる隙はドイツにはないでしょう。
るるん
見たってことは、アニメですか?
アニメは見てないので、その場面があるかどうか分かりませんが、
わたしが見たのは雑誌の方です。
友達の家にコミックスが全巻そろっていたので、
調べてみたら、11巻めのLesson62の最初のほうでした。
千秋くんが指揮者コンクールで優勝して、
シュトレーゼマンと世界中を演奏旅行に出掛けた話の後です。
14巻では、のだめちゃんがフランスの吉野家に入る場面があるんですけど、
もしかして、ドイツにも吉野家があって、
YOSHIKAWAって看板になってたり、
しますか?
小林直生
るるん様 それは知りませんでした。のだめカンタービレは、veohで見たのですが、気づきませんでした。第何話目か分かったら教えて下さい。
小林直生
miyo様 人形劇へのコメントもありがとうございます。このイラスト、良い味でしょう。変だけど良い味のものはたくさんありますね。Yahoo!メール届いていますが、返信出来ません。
るるん
このお米、実在してたんですね。
のだめカンタービレで、フランスに留学したのだめちゃんが食べてました。
miyo
http://blog.goo.ne.jp/miyo08
お米の美味しいのはうれしいですよね!
顔の向きと、髷の長さが短いのはちょっと笑えますが、
あっさりした顔立ちといい、着物の合わせや
紐の結び目、脇差しなど、意外とちゃんと
描けていて好意的な感じ(笑)
裏の「日の出」の文字を前に持って来た方が
かっこ良かったですね~。

Yahoo!メール届いてますか?!
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