3/26 キッチン革命見た
可笑しかったのは夫婦役が二人ともベビーフェイスで
このドラマの深刻さを忘れるちぐはぐさを感じた。
亭主が脳梗塞で助かったけど、結局死んでしまった。
その瀬戸際でさえ、なんか悲しみが出ていなかった。
でも脳梗塞って前兆があるみたいに助かったときの亭主が言った。
そうなの?
キッチン革命って料理本を出すことで料理屋の料理も家庭でつくれるかも
って考えた女医の話だった。
料理本と言っても写真付きの今日のものではなく
材料と必要な量をグラムで表示したもの。
でも料理屋の調理人たちの前で、この料理本のレシピにそって作った
一品が、調理人にもなるほどと思わせる出来になった。
この料理本は一般家庭の主婦向け。
私なんかレシピカードで料理するけど、
今日になっても、料理っておかあさんに習うことが多いよね。
好きだったお菓子があった。
それはイタリア人の大家さんにいただいたクッキーみたいな焼き菓子。
だいたいの作り方を教わって、自分で作ってみた。
大家のおばあさん(母と同じ年頃)が私のよりおいしいと言ったくらいの出来で
今でもオーブンがあれば作りたいと思っている菓子。
とれも簡単。小麦粉とバターと砂糖だけの材料。
出来上がりに白い砂糖とニッキの粉をかける。
あれ食べたい。
大量のレシピカードをあげてしまった。
雑誌エルの付録だった。
何年のも渡って集めたもので、
パリに置いてきたものの中で一番後悔しているものだ。
キッチン革命、今夜続きがある。