韓流ドラマをお勧めします

今私はキムチチャーハンにハマってる。
「キムチは焼くとおいしい」と
現在兵役中の韓流スター、ソン・スンホンが言っていた。
その通りで、刻んだキムチをフライパンでよく焼いて
それでチャーハンを作ると、ホントにすごくおいしい。

正確にはソン・スンホンが言っていたというより、
「秋の童話」というドラマの中で
キムチチゲを作るシーンの台詞として言わされていた、だ。

実は、キムチチャーハンだけじゃなく、今私は
韓流ブーム自体にも思いっきりハマってる。
特に疲れているときには恋愛ドラマに逃げちゃうようにしている。
韓国恋愛ドラマおなじみ（？）の
ヒロインに襲い掛かるそうそうありえない不幸の数々に
とても重苦しい気分になりそうだが、
実際は、あまりのリアリティのなさで、
単純に娯楽として楽しめる良さがある。
そして体をよじっちゃうほどじれったい主役二人のすれ違い。
さらに、たいてい登場するリッチな家族とその逆の家族。
んで、リッチ家はほぼ必ず子供がアメリカに留学し、
その逆家にも、設定にはとうてい似合わない
立派な箪笥がなぜか部屋に置いてあるという法則あり。
そんな「あ～、またかよ」っていう変な安心感が
疲れた心に効くんだな、これがまた。
そしてっ！
日本ではとっくに絶滅しただろう恋愛に人生かけちゃう恋敵。
あ～、この恋敵たちを抜きには韓国ドラマは語れないだろう。
彼らの行動の基本形は日本だったらストーカー規制法で即お縄だし、
セクハラにも明らかに思いっきりひっかかっちゃったりしてる。
恋の成就のためならばヒロインを車で轢いちゃったり、
自殺未遂で相手の気を引こうとするヤツもいて、
あ～た、こんなのいくら今ウケてるからって、
日本で似たようなの作ったらまずＰＴＡが黙ってないっしょ、
それ以外にも、あ～、すぐには思いつかないけど
いろんな良識ある団体が抗議のデモ行進しちゃいそうでしょ。
（いやごめん、しないよね。）

今日も疲れてるんだ。
疲れがマックスの時は字幕を消して見るようにしてる。
かと言って、韓国語はさっぱりわからない。
わからないどころか呪文に聞こえる。
ときどき私の世代の人気アニメ「ひみつのアッコちゃん」の
「テクマクマヤコン」をなぜか連想しちゃう、この言語。
本当に、逃げたくなるんだ。
何を言っているのかわからないけど
あらすじは理解してるっていう展開の世界に。

本当に、時々わからなくなるんだ。
我が子が、ナギが、何を言っているのか、私に何を伝えたいのか。
言葉ではわからなくてもいい、呪文だってなんだっていいんだ。
せめて、ナギが、今どんな気持ちでいるのか、
しぐさで、声で、言葉以外の手段で、
理解してやれるっていう展開を、さがしてる。