ナギは、いまだに自分が
アスペルガーだとは知らない。
告知はしない。
ずっと、そう決めていて、
過去も今も、
告知してなくて良かったと思っている。
していたら、今の高校に合格する学力は
つかなかったと断言できる。
アスペルガーの高い集中力は、
アスペと自覚しなくても現れるものだ。
反面、アスペのことをしっかり理解できない子供のうちに
「自分が人と違う」ことを知らされ
周囲の、同様にまだ理解力 . . . 本文を読む
最近気づいたことだが
ナギは私と話すとき、
しっかり私の目を見つめてくれている。
じぃ~っと見つめあったりも、しちゃえる。
反抗するときも私の目を
キッとにらむ。
ナギが発達障害だと診断された頃は
相手としっかり目を合わせることが
苦手だった。
あれから何年もたったが、
その間、言葉の発達のための施設
(正式名称は住所がバレるので伏せる)やら、
教育センターやら
児童相談所やら…
ここで . . . 本文を読む
今日仕入れた情報。
発達障害の子どもは
精神年齢7掛けだって。
10歳なら7歳だって。
つうことは、
ナギが今年度10歳、
コウが8歳。
なんだ、うちの息子たち、
上の子と下の子が入れ替わりじゃん(笑)。
ただでさえ、要領のいい、
典型的な次男タイプのコウと、
マイペースなナギちゃんをついつい比べて
「ナギってどうしてこうなの?もう4年生だよ」
って思っちゃってた私が
おバカだったってこと . . . 本文を読む
言うまでもないが
ナギは片付けが苦手
机の上は、お正月か
家庭訪問の日以外は
グッチャグチャ(涙)。
今日も元気に
積みあがった本やら
プリントやらDS(!)やら、
そして下のほうには
消しゴムのカスやら
スーパーボールやらが
隠れているんだろう、
うず高い山の上に
漢字ノートを広げて
宿題をやっていました。
あきらめていたけど、
あきらめられないのが
消しゴムだよ、消しゴム。
見えなくなると . . . 本文を読む
最近急にナギがいろいろな食べ物を
口にするようになった。
今までもここで話したが
私なりにナギの好き嫌いを
なんとか克服させようと
食べ物には気を遣ってきた。
その成果か?と思いたい母ココロだが
実はそうではない。
ご飯やパンは力のもとになる食べ物。
お肉、お魚は体を作る食べ物。
野菜と果物は病気から体を守る食べ物。
この簡単な分類をナギはおぼえた。
「ママ、体を作る食べ物がない」
いっちょ . . . 本文を読む
トマトが嫌いな人は
トマトの酸味がダメなそうな。
その酸味は種のほうに多い。
で、皮をむいたら種もくり抜いて
小さく刻み、少量を
大好きな納豆に混ぜて食べさせていた。
量を少しづつ増やしていき、
口に含んだとき、ややトマトの味が
ほのかに感じられるところまできた。
今朝、ナギは丸ごとトマトを
ガブリとかじることが出来た。
たった一口だったけど
かじってみてくれた。
トマトの赤に目が慣れてくれたの . . . 本文を読む
コウが「○○ってなぁに?」と
何でも聞きまくる時期を過ぎ
やっとホッとしていたら、
今度はナギが聞きまくるように
なりました。
でも、嬉しくて一生懸命説明しても
わからないようでした。
最近気づきました。
一生懸命説明すればするほど
ナギにはわかりにくいということを。
言葉の数が多ければ多いほど、
かえって混乱するようです。
でも、いざとなると
一言で言葉の意味を説明するのって
とっても難しい . . . 本文を読む
ナギは魚が嫌いだ。
そしてコウも魚嫌いだ。
実は私も魚は好きじゃない。
大人だから食べられるけど、
もし魚がお菓子みたいに
食べなくてもいいようなものなら
これから一生食べなくても別にいいかな。
そんなカンジ。
母親がこんなんだから
うちの子たちは哀れだ。
…っていう意識が私にあるせいか
魚を食べさせようという情熱だけは
わりとあるほうだと思う。
今よく食べさせているのは
ご飯に混ぜた鮭かシラ . . . 本文を読む
高機能自閉症は偏食があることが多い。
そう知ったとき、ママは嬉しかったよ。
嬉しいなんて、ごめんね。
でも、あなたの激しい好き嫌いは
ママの料理のせいだって思っていたから
ちょっとホッとしたんだ。
ママのせいでもなく、
あなたのわがままでもないなら
その苦痛を取り除いてあげよう。
でもやっぱり少しでも野菜ぐらいは
食べれるようにしてあげたい。
熱く激しく燃えたぎるハートで
ママは食事の仕度のた . . . 本文を読む