アスペルガー育児日記(現在高校3年生)

アスペルガーの長男ナギと、そうでない次男コウを持つ、シングルマザーの日々の記録

弟コウに、兄ナギの障害を話してみた。

2017年07月10日 | ☆次男・コウ
ナギ君に、いよいよ
アスペルガーであると告知する時が
近づきつつある。

だから、ひとつ屋根の下で暮らす
コウにも話しておこうと思った。

で、話してみた。



コウは、「そうか。」
と、あっさりと受け入れた。

それどころか、
「オレ、もっと早く知りたかったな。」
と言った。

なんでオレの兄ちゃんだけ、
なんかおかしいんだろう、って
ずっと不思議だったとのこと。

「先生からも『変なヤツ』って
ぜってぇー思われてるってさぁ。
そんで、その弟って目で
見られてるんだろーなって、
オレを見る先生たちの目が
マジで気になってた。」

いろいろ気苦労をさせたね。

「中学のときさ、A(熱血先生)が、
兄ちゃんがバカやったときに
怒んないで笑ってたんだよね。
だから、不思議だったんだよね、
なんで兄ちゃんだけはAに
怒鳴られないんだろうって。」

そうか、怒らないでいてくれたのか、
あの怒鳴りまくりの
A先生が…。

「結局、障害ってことは
治んないんだろ。
だったら、
怒鳴ってもムダだってこと、
先生たちもわかってたって
ことだよね。」

怒鳴ってもムダ…。
その通りです。
コウ…。
怒鳴りまくりの母を責めるでもなく、
淡々と話す君が
頼もしく、ありがたくて、
子供は神様からの贈り物だと
改めて思った。

ありがとう、コウ。

一緒に兄ちゃんを
支えて行こうね!

あとね、コウ。
「A」じゃなくて、「A先生」だよ!
なんなら、「A先生さまさま」だかんね!

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