みじんこのお家

気が付かないうちに流れ去っていく時間の中でほんの少し交差する時間
グルメ・写真・旅行&猫

従兄

2010-02-25 22:21:05 | 生活
父の住んでいたところの
市役所からの連絡で
住宅処理の為の印鑑を押してくれと言われた従兄が
結局、遺産相続放棄の手続きをすることを決心したらしい

父が亡くなった時点で相続権が(私が放棄したので)
叔母の方に移り
その叔母が父の後で亡くなったということで
そのまま従兄にまで相続権が行ったらしい

もう2年も過ぎているというのに
ほったらかしにしている市役所も市役所だと思うのだが

家庭裁判所に寄った足で
従兄が訪ねてきた

40数年ぶりの再会
再会と言っても
その時一度会ったきりなので
顔も思い浮かばない人
そういうのが当たっているだろう

しかし、ドアを開けてその人の顔を見たとたん

その顔の中に父の面影を見つけた

   ああ、従兄なんだ

不思議な気がする

あった事情が事情なので
感激の対面ではなかったが
確かにそこに流れている
血のつながりを感じずにはいられない

そこにそこはかとなく
悲しさと寂しさが流れる


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