中津川 オンブズマン・トーク

中津川市の市政を中心に内外の政治経済社会状況についてのトーク

今開会中の中津川市12月定例市議会と「坂下病院問題」。

2016-12-02 13:14:19 | 坂下病院

坂下病院について、現在は一応 「総合病院」(主要な診療科目を持つ、救急体制を持つ、入院体制を持つ等)ですが、 

"やりきれなくなった"  ということで、総合病院であることをやめて,診療所化(診療科内科だけ、入院機能なし、救急受け入れ

もなし)することが提起されており、この年末ころまでに  「市長が結論を出す」 ということのようです。

この事については中津川市坂下山口川上地区は勿論、中津川市福岡付知かしも地区も、そしてさらに長野県木曽谷南部

各町村も 「それは絶対駄目だ」 と言うことで、大問題になっています。

坂下病院が 「やりきれなくなった」  というのは  診療圏人口減少による患者数減少(赤字幅増大)  医師確保困難 等に

もとずくと思われますが 地区住民にしてみれば 大問題です。 それはこれから先現在のこの地に住んでいては、医者に 

「脈」 を取ってもらうことなく、この世を終わらなければならないことを意味すると思われるからです。 (診療圏の住民は、事実上

丘の上の 中津川市民病院へ行けない。高齢化、交通機関乗り継ぎなど)。 そこで現在までに  

①地域各団体によって住民の 30,000 を超える反対署名が市に対して提出されており、                        

②現在開会中の12月定例市議会に、「中津川市の医療を良くする会」代表元市民病院長 古瀬和寛氏から、いはば坂下病院

存続の 請願 が提出されています。

従ってこの請願が12月市議会に置いて採択されるかどうかが、将来にわたってこの問題の帰趨を決めることになります。この点で

この12月議会を最大限注目します。 坂下病院問題に関する審議は次のように行われます。

議員による  [市政一般についての質問」のなかで  12/8 午前の終わりもしくは午後一番に   森 ますき 議員  12/9 

午前に 木下律子議員   がこの坂下病院問題を取り上げます。 市長がどのように答弁するか  注目です。

ついで 12/14 の 「文教民政常任委員会」 で、上記 医療を良くする会の  坂下病院存続の請願が審議されます。  

この請願の紹介議員は 佐藤光司議員と粥川茂和議員です。この委員会がこの請願を採択するかどうかは、委員の過半を占める

自民議員が左右すると思います。(審議は午後が予想される)。

そして最後にこの請願は 12/22 本会議に置いて 採択するか否か が最終決せられます。(審議は午後が予想される)。

以上の4つの会議はいずれも市文化会館に隣接した 市健康福祉会館4階 ホール で行われます。傍聴受け付けは同ホール

ロビーでどの会議も9時半からです。 多数皆さんが傍聴されるといいと思います。