スーパーチュ-ズディは終わりました。民主党について自称社会民主主義者サンダース氏が勝つことを期待し
ましたが、頑張ったがそれはなりませんでした。
結局クリントン氏とトランブ氏が抜け出しました。 この報道を見ていて気がついたのですが、クリントン、トランプ
両氏とも「TPPに反対だ」と力を込めて言っているのです。更に読むと現オバマ大統領でさえ反対らしいのです。
日本ではTPPが国会の焦点です。参院選を控えているので安倍内閣も慎重な構えです。ところが上記のとおり
アメリカでは、権力上げて反対らしい。結局批准を推し進めようとしているのは、アメリカの国際金融資本と日本
の財界(日経連)と自民党政府のようです。アメリカでは民主であれ共和であれ「TPP」などと言ったら、大統領に
なれないのです。
結局TPPは金融資本たちが関税障壁をなくして国際市場を単一化して、ボロ儲けを狙っているのですが、そうする
と「99%が貧困化する」のですね。これはアメリカは勿論のこと、日本も(とくに農村が崩壊する)また東南アジア諸国
もだと思います。
いまや国際金融資本と民衆が地球規模で対立する構造がクッキリ浮び上ってきたということではないでしょうか。
だから権力にあるアメリカ民主党でさえ「TPP ノー」を言わざるを得ない。
従って我ら「ホモサピエンス」は、これからこそ生き延びる「新しい構造、システム」を探し求めて行かなければ
ならないのではないでしょうか。