ちいさいやつら

わが家のセキセイインコとアキクサインコのお話

一枚の写真

2015-06-05 09:54:00 | その他
片づけをしていたら
自分が高校2年だった時の写真が出てきました
ayameです






指に乗せてるのはセキセイ男子のピー
今のダイエーの前身
忠実屋のスーパーで売られていたコです
980円でした
このころは町の小鳥屋かスーパーで買うのが当たり前で
980円というのは当時の普通の価格でした
ダンピングされると780円とかね

ピーは12歳くらいまで生きてましたが
粗食だったと思います
シードとボレー(しかもグリーンボレー!)と
ときどーき小松菜を食べるくらい
よくないこととは知らず
人間の食べ物もしょっちゅう食べてましたね
白いご飯やそーめんの切れ端とか、好きでした
やきそばも一緒に食べた記憶があります(汗;
歴代のコたちはみんなそんなだったけど
10年以上は生きて比較的長生きだったのは何でだろう
ついでに言えば
卵詰まりもおしりスリスリも見たことなかったです

このコの後
黄色ハルクインのコと暮らして
でも別れがあまりにも辛く
インコライフから遠ざかるわけですが
今から約8年前に綾子がやってきて
再びインコライフに足を踏み入れました

まぁその話は置いておいて
冒頭のピーの話

皆さんはなんとも思わないと思いますが
私はこの写真を見た瞬間
このコ大きいなぁ~!と感じました

実は、昔飼ってたコたちは今のコたちよりも
もっと大きかったよな~という
漠然とした思いがずっとあったのですが
この写真を見てそれが裏付けられました

もちろんこの写真のころは
体重を測ったり
健康診断で病院に行くなんて
ありえない話でしたから
ピーの体重がどのくらいあったのか
今となっては知る由もありませんが
世話して来た歴代のコたちはみな
もっとしっかりした重みがあった気がしてなりません

なんといっても
綾子が迷い鳥として我が家に来たときの
その見た目の小ささと指に乗せたときの軽さには
ショックを受けましたもん
約20年のブランクを差し引いても
セキセイインコってこんなだったっけ??
と違和感バリバリでした

保護して一週間後に体重を測ったときは
25.6gというありえない数字でしたしね

獣医さんには推定生後3ヶ月くらいだといわれ
どこでどのくらい迷ってたか知りませんが
一週間経っても25.6gだなんて
元々がかなり小さいのだろうといわれました

メイも2歳くらいまでは27~28g程度で
その第一印象はやはり、少し小さい気がするなぁ
でも今はみなこのくらいなんだろうか
昔のコたちはもう少し大きかった覚えがあるけれど・・・
なんて思ったものです

ところで
細川先生の「インコの食事と健康がわかる本」によると
小さい身体になる理由には2つあって
ひとつは
親の生んだ卵に栄養が十分詰まってないケースで
特に一回の産卵期の
あとの方に生まれた卵におきやすいとか

もうひとつは
生まれて間もない時期に栄養不足になってしまうケースで
こちらは親が育児に慣れてなかったり
雛の時に人為的に親から引き離され
十分に栄養のある餌を与えられなかった場合

どちらにしても
骨格が十分に成長できなかったことが原因で
本来のサイズに至らず小さい身体になり
でも、恐ろしいことにこうした場合も
内臓はふつうのサイズにまで成長しようとすること
その結果、内臓が詰まった状態になり
心臓や循環器系が常に圧迫されることになるそう

そこまでいかなかったとしても
骨格が小さい子は内臓収納スペースが狭いのだから
絶対に太らせたらいけないのですよね
余分な脂肪をつける余裕はなく
そこはシビアにみていかないといけない

思えば綾子も
太ってはなかったけど発情から肝臓が腫れ
レントゲンで見ると
気嚢のスペースが少ししかなく
あまり飛べなかったし
飛ぶと目をつぶって開口呼吸をしてたっけ・・・

セキセイインコの平均体重が35~40gとか書いてあったり
お友達の鳥さんの体重と比較して
うちのコは太ってるとか痩せてるとか判断しがちだけれども
そうではなくて
そのコの骨格に見合ったベスト体重を
知っておくことが重要ですよね

なんて、今日は一枚の写真から
何をいまさらの話になってしまいましたが
やはり写真の威力はすごいですね
今はもう霞に溶けていくだけの出来事も
見ればありありと思い出しますもん

目線をくれてる可愛い仕草の写真もいいけど
何気ない日常の写真も残しておきたいですね


30 コメント

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粗食 (まぁこ)
2015-06-05 14:01:08
先日、TSUBASAのバードライフアドバイザーの講座に行った時も
粗食が一番って言われてましたね、あわひえきび。
これだけでいいみたいな。

昔の子が元気だったのは、原種に近い子が多かったからなのかもしれませんね
無理な交配でレアな子は弱い子多いし。
それにあんまり甘やかして育てるのもねぇとは思います。

その子の体格に合った適正体重ってのはありますよね
サザナミは平均50前後と言われてますが
ぷーちんは45グラムのえりちん55グラムw
足して2で割れば平均ですわーーー
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お宝発見! (WOODSTOCK)
2015-06-05 14:16:19
すごーい!
若ーい!(笑)
現在の実物にお会いした事ないから違いが分からないけど(^^ゞ
どこの、どういう片づけをしていたら出てきた写真なのかな?
そこのところが、少し気になります(笑)

ピーくん12歳、長生きだったのですね~。
昔のペットの飼い方、
不思議と人間の食べ物を食べてる子が、
長生き、という話はよく聞きます。
「この子のラーメンと食パンが大好きだから、
いつも一緒に食べてるの」とおっしゃるご婦人に連れられた、
セキセイちゃんに遭遇したことあります。
たしか9歳だったかな?
先日は「セキセイを12歳まで面倒みたのよ」という老婦人もいらっしゃいました。

骨格はSサイズでも内臓は普通サイズに成長?
そうなんですか!?
そこに加えて年中発情出来る環境・・・
もしかしたら「5歳の壁」もそういうサイズの事も関係してるのでしょうか。
重さだけで太ってるとか、痩せてるとかの判断は、
確かに間違ってのだと思います。
うちの子33gで決して重くはないけど、
担当の先生からは「ムチムチしてる」
もう一軒の先生からは「ぽっちゃりしてる」と言われますもの(^^ゞ

写真もコンパクトなデータに残したり、
アルバムもネットに保存したり、
自分が子供の頃からは想像もつかない時代になりました。
高2のayameさんとピーくんのような素敵な写真、
しわしわババアの私も残せたらいいな!
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またまた登場です。 (ユキチ)
2015-06-05 15:16:16
私もこんな写真沢山あります~。
もしかして聖子ちゃんカットでしょうか?
私も中学の時のピピとの写真がこんな感じです。

すごく同感です!
もうずしっ!!!っていう重みがありました。
計ったりする時代じゃなくて正確な重みはわからないですけど。。。
欲しいだけ食べさせていいっていう時代だからですかね。
でもうちの子はそんなに長生きではなかったかな。
普通でした。
文鳥のチョコちゃんだけかな。長生きは。
でもたしかにチョコちゃんは発情しなかったのでオスなのかメスなのかもわからないままでした。

グリーンボレー。うちの子も食べてました。
もう懐かし過ぎ。

昔はもっと種類も少なかったですね。

前の記事の干した後の匂い。
かごに入れてても私が通ったりすると
かごに張り付いてくれたりしてそのたびに
お腹にぴたっと鼻を付けてフンガフンガしてました。

ほんと良いお写真ですね♪
大事にしてくださいね~。

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私も (ローズマリー)
2015-06-05 17:24:33
今のセキセイとオカメは小さいなあ、、、と感じています。
うちには子供の頃から鳥小屋があり、自由に広々と飛び回って骨格も筋力も発達していたからかな、、、なんて思ったり。。。
でも、きっといろんな色を出すために掛け合わせしたりしていると、固体に色々と影響が出てくるのではないかとも思います。
うちも、グリーンボレーあげてました。
もちろん、パンの耳とかも。。。
今考えるとすごいことしていたけど
昔のインコちゃんの方が強かったのかもしれませんね。
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Unknown (Luckyママ)
2015-06-05 18:12:56
Ayameさんと似た様なインコ歴だゎ~ 私が初めてセキセイの雛をかったのが忠実屋です!チュイちゃん、メグちゃんののち深いペットロスで十年のブランクを経てラッキーちゃんと巡りあったのです。昔は大きかったでしたか?うちの場合、大きな病気をしなかったです。ご飯粒や麺も食べちゃってた。ラッキーを迎えた後は、小鳥の病院で 人様の食べ物は与えないように強く言われたなぁ~ ある獣医は、最近は繁殖の過程でドンドンと鳥が弱くなると言ってました。
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お返事です (ayame)
2015-06-05 21:59:44
まぁこさん

おお、バードライフアドバイザー!!
あれってハゲしく興味があるんですけど
時間が長くていけないなーと残念に思ってるんですよね
テキスト作って試験だけ受験できるようにするとか
そんな制度があればいいのになぁ・・・

なるほど、そこで粗食が一番という話があったのですね?
うんうん、なんか、その鳥の母国と同じような食生活に
どこまで近寄れるかを是とする風潮をうっすら感じてますが
それってどうなのかなぁ?と思ったりもしています
否定するほどの知識はありませんけど
原種とは違う、餌を探さないでいい生活をしてるのだから
何かが足りないくらいで丁度いいんじゃないかと思うこともあります
大きな声では言えませんが(汗;

いや、そんな話はともかく、
そうそう、結局無理な繁殖を繰り返し繰り返しやってきたことで
無理が出ちゃったんでしょうね(涙)
セキセイはより発情しやすくなったし
オカメのルチノーは頭がハゲちゃいましたしね・・・
結局身体が小さくなった、弱い個体が多くなった、
PBFDなどの感染症が広まったというのも全て
無理な繁殖が原因なんだろうなーと私も思いますわ・・・
昔のコたちは保温すらしませんでしたけど
もし今のようなペレットを与え、寒い日は保温したら
長生きするんだろうか、それとも弱くなっていくんだろうか
などと妄想もつきませんけど(^_^;)

おお、ぷーちんとえりちんでは10gも違うんだ!!
写真で見てるとなかなか分からないものですね
両方で100g♪100g当てコンテストがあれば優勝できそう(笑)
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お返事です (ayame)
2015-06-05 22:02:18
WOODSTOCKさん

若ーいって(笑)
若いですよー!高校生だもん、一日5食でパンパンだもん(*≧▽≦)/
片付け、えーっとですね、
実は学生の頃持ってた絵の具を探してまして
その時に要らないものが多かったので片付けてたら
昔の年賀状やら手紙やら写真やらが出てきたのです
アルバムに貼るほどのものではない写真の束とでもいいましょうか・・・
こういうのってやっぱりデジタルで保存した方がいいのかなぁ
なーんかイマイチ信用できなくて、CDに焼いても
いつかそのCDさえ読み込めなくなったりしそうで・・・
でも写真の束で持ってるよりCD一枚の方がはるかに効率はいいですよね

ってそんなことよりラーメン食べてるコがいましたか!
つわもの~(笑) いや、焼きそばとどっこいどっこい?(苦笑)
まぁどう考えても塩分の摂り過ぎなんでしょうけど
でもそういう生活してても不思議と長生きだったと
皆さん、口を揃えていいますよね
あの頃、きちんとした食生活をさせていたら
どれだけ長生きしたことでしょう・・・?

そうなのそうなの、
骨格が小さくても内臓は大きくなろうとするんですって!
おっそろしー話ですよねぇ((((;゜Д゜)))
33gなのにムチムチ!わかりますよ、メイも同じです。
31gでムチムチしてて決して痩せてないって言われましたもんっ
でも、ゆきちゃん、ぽっちゃりなんていわれたのですか!!まぁぁ!!
それは初耳でございますわ
人間は少しぽっちゃりしてる人の方が長生きするっていいますけど
鳥さんにもそれが当てはまればいいのにねぇ!

しわしわババア? いやいや、まだまだ全然!
WOODSTOCKさんのお母様はずっと年上でも綺麗でしたし♪
それに残りの人生、今日が一番若いのです!!
なにげない写真も残しちゃいましょー^^
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お返事です (ayame)
2015-06-05 22:04:24
ユキチさん

これは残念ながら聖子ちゃんカットではないですー
もうちょっと短くて、マッシュルームカットっていうのかしら?
通ってた高校は、髪は上から下に流れてないとダメで
横に流れてたらアウトでした~~
そんなの大したことないのに、不良の始まりみたいな感じでしたよ(^_^;)

ねー、昔のコはもっとずしっとした重みがありましたよね!
体重を気にしたことがなかったから、
あるだけ食べさせてたってことも確かにあるかもしれません!!
文鳥さんとかフィンチってセキセイに負けず劣らず
発情しやすいイメージがあるのですが
性別がわからないほどだとしたら、やっぱり昔は
いまのようには発情してなかったってことなのかもしれませんね
なるほどー、、それを考えるとよい時代でしたよね
私もね、オスかメスかを気にして買うようなことはなかったなぁって。
もし発情で困ってたら気にしたと思うんですよね・・・

グリーンボレー、懐かしいでしょう?(笑)
あの頃のスタンダードでしたよね!
野菜の粉がまぶしてあるのかと思ってましたが
どうやら着色料だったようで怖い話です(汗;

ふふ、干した後のにほいは最高です!
鳥さん的に、かごに張り付いてお腹の羽を吸われるのって
心地いいのかしら?
プールの排水溝の近くによると軽く吸われるあの気持ちよさ?(笑)
あ、それで事故に遭った子がいるので笑える話じゃないですが(汗;
でも鳥さんも案外、吸って吸って~って思ってたかもですね^^
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お返事です (ayame)
2015-06-05 22:09:53
ローズマリーさん

おお、鳥小屋!!なんて素敵なの^^
いつかその話をもっと聞かせてほしいです
自由に飛びまわれるスペースがあるなんて最高ですよね
宝くじに当たらないかなぁ?(笑)

でもやっぱり、そうやってどんどん飛んで
筋力の発達した親から生まれた雛というのは
不健康であるはずがないですよね
筋力があれば寒さも病気もある程度は凌げるはずですしね
そういう最高の環境が用意できなかったとしても
万年発情による繁殖や、好みの作出のための
無理な掛け合わせなどを止めるだけでもだいぶ違うと思うんですよね
今のインコブームで、またそういう
変なことするブリーダーが増えないといいなぁと思ってます
このあたりでオーストラリアの原種の血を入れないと
将来怖いことになりそう・・・

そうそうそうそう
今考えるとちょっと怖いようなことをしてましたが
それで調子を崩すこともなく、しかも保温とかも
しませんでしたけど元気でしたよね
あの強さがほしい!!
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お返事です (ayame)
2015-06-05 22:11:13
Luckyママさん

おお、忠実屋!がしっ!!
ちなみにうちは、下北沢の忠実屋でした。訊いてないか(笑)
しかもブランクを経てのインコライフ~ 似てますねぇ^^
今でも、小さいときに鳥を飼ってたという人は意外に多いですよね

大きな病気をしなかった、うんうん、、、
でもうちの場合、たとえ病気だったとしても
病院に一度も行かなかったし、いい加減いい年だったから
年齢のせいってことで納得しちゃってましたね
もしかしたら病気だったのかもしれませんが・・・
最後のコだけは短命で病気だったと思うのですが・・・

そうそう、繁殖の過程で鳥が弱くなっていってる気がします
この2~30年で様変わりしたんじゃないかなぁ
今、罹りやすい病気がないとされるアキクサインコだって
これから何十年か経てば発情しやすくなってたりするかもしれませんし…
あまり人が手を加えない方がいいのですよね、本当は・・・
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