ギルのヘヴィ-メタル、プログレ系音楽室

ヘヴィ-メタル、プログレ系、ハ-ドロック等、幅広く音楽CDの感想を書きます。

LOSTPROPHETS

2006年06月14日 | Weblog
LOSTPROPHETS / Liberation Transmission 2006

リベレイション・トランスミッション(初回生産限定盤)(DVD付)

オフィシャルHP

レコ社(試聴できます)

MYSPACE (下2曲は前作)

イギリスの5人組ロックバンド3rd。

宣伝文句
「スタート・サムシング」から約2年半、さらに成長し、さらに進化した“ポップ・ロック”アルバム3作目が登場!
ロストプロフェッツの憧れの存在でもあるメタリカなどを手がけてきたボブ・ロックがプロデュースを行った本作。ボブ・ロック所有のハワイにあるスタジオにてレコーディングが行われ、ミックス・ダウンはボブ・ロックの勧めでヴァンクーヴァーにあるスタジオで行われた。また、本作制作中に脱退したマイク・チプリンの代わりにドラムのレコーディングに参加したのは、元ヴァンダルズで、ア・パーフェクト・サークルやオフスプリングなどの作品にも参加している敏腕ドラマー、ジョシュ・フリースと、ブリンク182のカリスマ、トラヴィス・バーカーにドラムを教わったという若干17歳の“天才ドラマー”アイラン・ルービン。もともとソングライティングのセンスが光っていたバンドだが「ヘヴィなだけの曲は退屈だから今度のアルバムは曲作りのやり方を変えて、まずメロディから先に書いた」というメンバーのコメントにもあるように、本作ではスクリームやギターの過剰なヘヴィリフなどをそぎ落とした、強烈キャッチーなコーラスが目白押しの普遍的ロック・ミュージックへと昇華させている。


前作「スタート・サムシング」では若々しく躍動感溢れる硬派系メロディアスロックサウンドを聴かせてくれたまさに渾身のアルバムだった。USA代表がHoobastank / The Reason なら、彼らはUK代表と言っても過言ではないほどすばらしいアルバム。今でも愛聴している。

そんな彼らの新作はとても待ち遠しかった。凄く期待して新作を聴く。
んん?なんだか普通のロックアルバムと大差ないじゃないか。というか俺の好みではない軟派系ポップロック?一体彼らはどうしてしまったのか?こんなはずでは…

宣伝文句に書いてあるプロデュ-サ-が悪いのか?それともバンドが変化を求めた結果なのか?

>本作ではスクリームやギターの過剰なヘヴィリフなどをそぎ落とした、強烈キャッチーなコーラスが目白押しの普遍的ロック・ミュージックへと昇華させている。

こんな音が好きな人は聴いてください。

俺はがっかりした。楽曲も一部を除いてつまらない。
一般大衆向け音楽に成り下がってしまったな。わざわざLOSTPROPHETSのアルバムを聴くという理由がなくなった。この内容だとその他大勢バンドと大差ない。

評価5/10

Hoobastank新作と共に今年の2大がっかり。