3月11日14時46分、震災発生時、私は埼玉県内の川越市に居た・・・。
そして、その横揺れの大きさから、相当な震度であることは容易に想像がついた。
すぐさま、控え室のテレビを見たら、自分の目を疑う光景が飛び込んできた。
それは、地震の影響による想像を絶する「津波」である。
まるで映画のような光景・・・
いやこれは、リアルタイムで外部の観測カメラから飛び込んでくる真実の映像なのである。
その映像から、確実に死んだと推測される車両に乗り逃げ惑う人々、何も知らずに押しつぶされる家屋・・・
これが、この日本で現実に起きて居る現実なのに、信じようとしない、信じられない自分がそこに居る。
夢であって欲しい・・・
危機に直面したときに、目を背け、逃避したい心理が働くのだろうか?
自分の心から何かの言葉が出てきた。
「夢感信」という言葉・・・
これが夢であって欲しいと感じて、そうと自分が信じようとする心・・・
人間は、目前で突発的事象が発生したときに何も出来ないのである。
その数秒、数分の判断と気持ちの切り替えが生死を分けることになると強く感じた。
天災は忘れたころにやって来る・・・
先人はこの言葉を残している。
どこの誰とは言わないが、事業仕分けで大失態をしたものだと残念にも思った。
100年に1度あるかないかに無駄なお金を使うべきでない・・・
除雪の費用は削減・・・
石油の備蓄は無駄・・・
陸上自衛隊員の削減・・・18万人から15万人に削減
備えあれば憂いなし・・・この言葉の意味すら理解していない国の人だからこうなったのだろうか・・・
我々国民が選んだのも事実であるが・・・
そして自衛官を10万人動かしたくても動かせない現実・・・
予備自衛官は現在仕事をしている人も居る。
仕事を投げだして被災地に向い、その後、彼らの生活をどう補償してあげるのでしょうか?
日本のために、身を挺してまで、がんばった彼らを経費節減の名目で55歳定年にしたのに・・・
事業仕分けのパフォーマンスがもたらした悲劇とも言える現実。
実に残念である。
国民が泣いてるときに、自己の私利私欲に没頭している、この国のリーダー・・・
言葉がない・・・
仕事では、関東各地のお客様に派遣され、お客様と一緒に震災の対応措置に追われている仲間がいる・・・
震災の影響で、その安否確認すら出来ない。
場所によっては、震度6弱・・・
被災地と変わらないのに、ある意味被災地なのに・・・茨城県、千葉県は被災地扱いにあまりされていない。
森田知事が語気を強くして、東京電力社員に説明を求めているのをテレビでみた。
そして関東から東北まで、計画停電により、経験したことがない暗闇の時間帯を経験している。
スーパーでは、買占めが・・・
ガソリンスタンドでは需要と供給が崩れている・・・売り切れ状態
そして、これらに国は「冷静に対応して欲しい」との呼びかけである。
ある意味そうであるが、まったく国民の生活を理解していないから、こう言う言葉がでる・・・
実に残念である。二次被災状態であるのに・・・
猪八戒さんにそっくのな、官房長官には特に失望した。
あなたは、大〇区の高〇町の住人でしょ。
周辺の事情くらい、有権者を通して確認できるはずだからこそ、私は言いたい。
北銀座のスナックで楽しく飲んでいる暇があったら、有事即応という重責を感じて行動する勉強でもしていてほしかったものである。
高速道路(東北道)を止めているから関東に流通しないのですよ・・・ 高速道路ガラガラですよ(物流業者に開放して欲しい)
物流の要である高速をとめるから・・・情報を知らないですべて被災地にタンクローリーをただ向けようとするから・・・コンビニに弁当すら入らない、製造する工場に影響が出る、ガソリンがないから仕事に行けない人々、買占めているのではありません。
病院の非常電源はタンクローリーで重油運ばないと動かないのですよ。
次の予定日に入らないと大変なことになってしまうそうです。
茨城、栃木、埼玉、千葉、群馬の各工場に勤めている様々な業種の従業員は、車両で通勤しているのですよ。
どのくらいの距離を一日に走ると思っているのでしょうか?
郊外の人たちは、車が生活基盤になっているのに・・・
この采配の失態は、すべての国民から後に大きく非難を受けると感じます。
今、外国人が国外へ退避しているのに、正しい情報すら開示しない原子力発電所の放射能漏れ。(特段の理由がなければ退避しなさい・・・親でも死なない限りは、そうしなさいという意味です。)
原発の近くに住んでいる人は、その危険性を認知しています。
放射能が漏れたらどの地域まで汚染され、放射能が概ねどこまで飛散するのかを・・・
どこで、どの地域にまで及んで今回観測しました?
半径200km圏内・・・ 微量でも飛散は数千キロまで及びます。
黄砂がどこからどこまで飛んできますか?
これらを見て、ネクソン社員は、韓国へ避難していることでしょうね。 (来週の水曜日・・・)
こんな現実に悲しむことなく、被災地では明日の希望を夢見てがんばっている人達が居ます。
そして、関東、東北の被災を受けなかった地域の人も、すべて「二次的被災者」ですが、がんばって被災地の心配を心からしています。
私も、仲間たちの安否を心配して群馬県、埼玉県、千葉県、茨城県、東京都、栃木県に足を運んでいます。(ガソリン切れたらそこで終わり、長い列を2時間から3時間待っての給油・・・)
中でも、茨城県の損壊状況は結構酷いのに、テレビではあまり伝えられていない現実。
そこにいるのが、危険でさえあるのに。
しかし私は、阪神淡路の震災の時も、1ヶ月後には兵庫県の尼崎で頑張った事を思い出しました。(死ぬときは死ぬのだから生きてる限り行動しようと・・・)
被災地のために何かすることはすばらしいことです。
しかし、自分がいつ被災者になるかは誰も予測がつきません。
そのために、有事即応に心の備えを持つことを忘れないように心がけましょう。
ちなみに・・・ウルトラさんは東北出身です。
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