外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

日付不明まとめ書き日記2016年8月

2016-08-23 05:44:22 | 日記

久しぶりに更新します。


8月某日
近所の商店街で衣料品のリサイクルショップをひやかしていたら、外国人の若い男性(東欧系?)が入ってきて、「すみません、あのブツを見せてください」と流暢な日本語で店員さんに声をかけた。

ブツ?
リサイクルショップにどういうブツが??

思わず想像力が羽ばたきそうになったが、我に返って彼が指差した先を見たら、ガラスケースの中に茶色い革のロングブーツが鎮座していた。



8月某日
図書館の料理本コーナーで、「たまちゃんの夫弁当」というレシピ本を借りた。
私には夫もいないし、弁当を作る機会もないのだが、なにしろ自称料理本研究家なので、幅広い分野の本をチェックする必要があるのだ。

開いてみると、「まずはごはんを炊きます」と書いてある。
「おいしくごはんを炊き上げることが、お弁当作りで一番大事なことです」、なのだそうだ。
この人はおいしいお弁当を作るために、毎朝鍋でご飯を炊くのだ。

見開きの隣のページには、「お弁当箱に詰める量だけ作ります」とある。
この人はお弁当に入れる分だけを毎朝作るのだ。
前の日の晩御飯の残りを入れたり、大量に作って冷凍したりしないのだ。
くらくらくら・・・お弁当作りの道って、なんて厳しいんでしょう~

この本は比較的ソフトだが、料理本の中には読んでいてなぜか、「す、すいません」とペコペコ謝りたくなるような気分にさせるものが時々ある。
その最高峰が辰巳芳子の著作だ。その対極にあるのが城戸崎愛、通称「ラブおばさん」のシリーズ。

「たまちゃん」の弁当ブログ
http://tamaetakuma.tumblr.com/


8月某日
最近ますます寝る時間がズレてきて、朝9時くらいに布団に入るようになっている。
そして夕方7時頃にようやく起きる。人間失格か?

朝寝る前、すっかり明るくなった窓の外を眺めていたら、アパートの前の車通りの向こう側に痩せたおじいさんが立っているのが目に入った。
頭の上に黒いカバンか何かをのせ、身体を若干前に傾けたままじっとしている。
おじいさんの前には半分シャッターが開いた床屋さんがあり、「カット900円」の看板が出ている。
今日は日曜日、時刻は8時45分。
どうやら、おじいさんは床屋さんが開店するのを待っているらしい。
夏の朝の強い日差しの中、15分も待つのか・・・

道路のこっち側には「カット1000円」という看板を出した床屋があり、すでに開店しているのだ。
しかし、おじいさんがこちらにやってくる気配はない。

やがておじいさんのそばに、1人、もう1人と男性が集まってきて、合計4人になったところで床屋が開店した。
皆、店の前に来た順に行儀よく入っていく。
それを見届けてから、私はおもむろにトイレに行く。

考えてみたら、この近所では八百屋にもラーメン屋にもいつも行列が出来ている。
もしや埼玉の人は行列に並ぶのが好きなのか?


8月某日
ババロアが食べたくなったので、作ってみた。

例によって分量や作り方は適当だ。
まず温めた牛乳にゼラチンを入れて溶かし、生クリームと卵黄と砂糖を若干泡立てたものに加え、
さらにエスプレッソを少々入れる。
器に入れて冷やす。

食べてみたら、コーヒーと牛乳と生クリームに卵黄と砂糖を入れてゼラチンで固めた食べ物の味がした。
まずくはないけど、特に美味しくもない。
無添加の手作りお菓子が美味しいとは限らないのだということを、改めて実感する。


さえない顔のコーヒーババロアさん。バジリコさん2枚と三つ葉さんの茎、花椒の粒を使用。



8月某日
スーパーに行ったら、待ちに待ったあのヒトがずらりと並んでいた。
あのヒトとは、これです。


キリン秋味!麦芽たっぷり1.3本分、アルコール度6%!



よかった、今年も無事に夏が越せたようだ。



コメント
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