ストーリー・セラーに含まれる短編「プロトンの中の孤独」の作者、近藤史恵氏も私にとっては本屋大賞にノミネートされた「サクリファイス」以来の出会いです。サクリファイスでは初めてロードレースの話を書いたといっていたような記憶があるのですが、この「プロトンの中の孤独」もロードレースの世界を描いています。
前作もそうですが、今作もロードレースの殺伐としたライバル関係のなかに友情とはちょっと違う、ちょっといい話が絡まってきています。サクリファイスの出来はすごく良かったと思いますが、プロトンの中の孤独でもかなり、面白くて驚かされるストーリー展開となっています。出来過ぎ感がありましたが、後味すっきり。やはりおススメです。
前作もそうですが、今作もロードレースの殺伐としたライバル関係のなかに友情とはちょっと違う、ちょっといい話が絡まってきています。サクリファイスの出来はすごく良かったと思いますが、プロトンの中の孤独でもかなり、面白くて驚かされるストーリー展開となっています。出来過ぎ感がありましたが、後味すっきり。やはりおススメです。
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