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ハレノヒ

日々の生活の、あわのようないろいろ。

朝が来る

2011-04-07 21:34:58 | きょうのいっきょく
音楽で元気付けられるとか頑張れるとか、そういうのは
凄く苦手です。

自分らしく君らしくと、
慰められて浮かぶ魂
安上がりで そいつは結構だ

なんて言いたくもなります。
(キリンジの柳のように揺れるネクタイの」って曲ですが)


逃げても 逃げても 逃げても 朝が来る
涙よ止まれよ 今直ぐ もう朝だから


夜明けの歌


「明けない夜はない」とか「やまない雨はない」とか
確かにそうなんだけど、うそ臭くてうわべだけで
あまり好きな言葉ではない。
泣いてても、いやでも、朝は来る。
ただそれだけ。
その先にあるものが希望なのか絶望なのか、そんなこととは
お構いなしに朝は来る。




何回だってやり直す 何回だってやり直す
何回だってやり直すんだ 何回だってやり直す



矯正視力〇.六


言ってることは同じようなことなのかもしれない。
結局のところ、やるのかやらないのかっていったら
やるしかないんだから。
やり直すんだ、何回だって。

いつだって自分の状況なんて、本当はあんまり
なんてことなくて、たぶん自分で勝手に追い込んで
勝手に深刻にしてるだけなんだろうなと思う。
そんなんでもどうにもならなくて、そういう時に
イースタンユースなんか聞いたら、もうだめ。

音楽聴いて涙が出るとか、あんまり言いたくはないけど。
わたしの、鉄板です。


太陽はまだ

2010-07-26 20:09:37 | きょうのいっきょく


thee michelle gun elephant 「太陽はまだ」1993/11/25

夏だなぁ、しかも残暑だなぁという曲。

「9月の終わりになっても 太陽はまだ俺を狙ってる」

歌詞の中に
「文明の利器 クーラーでさえ 俺から流れ出る 汗は止められない」
というのがあって、今日自分の部屋にエアコンをつけたので、記念に。

まだ、いわゆる「michelle gune elephantのメンバー」になる前の、
インディーズ時代のアルバムです。
デビューしたくらいからのファンだったので、このアルバムはリアルタイム
ではなかったものの、結構好きなアルバム。
チバの詞は、どちらかというと最終形よりもこの頃のほうが好きかもしれない。
デビューしてからの音や詞からすると、とんでもなく「ださい」のかも
しれないけど、その泥臭さ、荒さが良い様な。

いやでもエアコン、快適です。
日中に屋根が熱くなったまま、屋根裏の空気がさめない。
そして2階にあるわたしの部屋は、毎日熱帯夜を超えて夜でも真夏日。
今日、本当に久方ぶりに部屋の温度が25度付近まで下がりました。
ありがとう文明の利器。


紙ひこうきをとばし続けることも

2010-07-15 20:06:54 | きょうのいっきょく


フィッシュマンズ「weather report」1997/7/24

わたしにとって、フィッシュマンズというのは
生活の中の音楽。
季節の中の音楽。
だからその季節や時間帯ごとに、これ、という曲が
あるものです。

「風を止めたいなあ どっか遠くへ行きたいなあ
風を呼びたいなあ このままこうしてもいたいなあ」

フィッシュマンズの曲は結構どれもそう思うんだけど、主旋律
だけじゃなくて、それぞれの楽器やコーラスのフレーズが凄く耳に残る。
なんというか、せつなかったり、リズムが凄くちょうどよかったり。
この曲の途中、「東京地方に青空が広がって」というあたりからの
情景の広がり方がもう、半端じゃない。
歌詞の内容からしたら、もう少し前の季節(4月5月ごろ?)なんだろう
けど、今頃の季節でも、雨がざーっと降った後に雲がちぎれて光が
漏れだす感じ。
そしてすぅーっと風が抜けていく感じ。
そういう感じがいやに具体的に、凄く見える気がする曲。

今、夏を生きているんだ

2010-07-07 21:23:26 | きょうのいっきょく


キリンジ「夏の光」2010/7/7

発売前からネットでもラジオなんかでも結構耳にしてて、その
サビ部分だけでももう、わかっちゃってた。

子供の頃の夏って、今みたいに「暑いから外出たくない」とか
「汗かくのはべたべたするから嫌だ」とかそういうのなかった
よなぁ、と最近思ってました。
不快だとかそういうのがなくて、ただ、暑くてもべたべたでも
日に焼けても、むしろそれがうれしかったというか。
大人になって、もうそういう「夏」っていう感じは味わえないん
だろうなぁ、もったいないなぁという思い。

また大人になるとそういうはじけ方ができる人種って
限られるというか、まぁ、日陰の人間なんで。


「この世のすべては移ろう 今は今だけさ ああ、夏を生きているんだ」


「汗染みは淡いブルース」も「十四時過ぎのカゲロウ」も好きなんだ
けど、もっとストレートな、ポップな、ねえ、夏なんてそんなのが
一番楽しいに決まってるし。
しかし…夏なんて結局ありもしない記憶でしかないと思ってる
んだけど…期待しちゃうだろう、これは。
そして、歌詞に愛だの恋だのが出てこないところもいい。
夏だからってそんなのばっかってわけでもない。

キリンジに関してわたしは後追いなので、各季節の曲に対しての
実感があまりない。
そりゃあ歌詞を見れば、夏の歌なのか冬の歌なのかはわかるんだけど
リアルタイムで聞いたからこその実感というかね、そういうのが薄い。
泰行ソロの「馬の骨」では冬を実感したものだけど、キリンジとしては
はじめてかも。
わたし、キリンジ聞いててこの声を透明感があるとか涼やかだとか
思ったことは決してなかったんだけど、何でこんなに抜けがいいんだろう。

ジャケット通り、きらきらして水しぶきあびて、早く夏になんないかな。




君に生かされてる

2010-06-29 22:36:01 | きょうのいっきょく


スピッツ「つぐみ」2010/6/23

わたしは音楽はもっぱらCDを買う派で、ダウンロードとかそういう
物は、実体のない感じが苦手だったんです。
ジャケットやらブックレットなんかのデザインとか含めての作品だと
思うし。
だけど、後でアルバムに入るだろうにシングルを買うのはちょっとな
というのもあって、そういうときに便利なダウンロード!
この曲も、最近発売したので、とりあえず。

スピッツは「名前をつけてやる」の頃くらいからのファン。(当時中学生)
音楽誌なんかでは「絶対に売れない」(悪い意味ではなく)とか言われてた
のをよく覚えてます。
確かに当時の曲は今よりももっと暗くて不気味で意味不明で、だけどその
表面がすごくポップで。
今のように、こんなにストレートな物ではなかったからなぁ。

「「愛してる」 それだけじゃ足りないけど 言わなくちゃ
嬉しいとか 寂しいとか 君に生かされてる」

同じ頃から好きなピロウズにも言えることなんだけど、40男の世界観とは
とても思えません。
青い春だ…わたしにはなかったな、そういうの…まぶしくて目がくらむかも。
大好きだしキュッとするんだけど、現在進行形で共感できるという物では
ないんだな。なんか「ああ…(遠い目で、目を細める)」って感じ。好きなんだけど。
今もし自分が10代だったら、もっとまっすぐ見れるんだろうか。

「エバーグリーン」って言葉がありますが、いい意味でも悪い意味でも、いろいろ
とり方はあるだろうけど、スピッツを聞いてるといつも、そんな言葉が浮かぶ。

咲き誇るクローバー

2010-06-28 20:23:47 | きょうのいっきょく


ザ・カスタネッツ「クローバー」1996/5/2

クローバーを見ると結構な確率で思い出すうた。

リアルタイムで聞いてたのはちょうど20歳の頃。
あのころは、なんというかいい年した青年の少年性
みたいなものにぐっと来てたわけだけど。
大人になりきれてない「僕」のお話に。

でも実はぜんぜんわかってなかったなぁと、年齢だけは
ずいぶん大人になってしまった今になって思う。
少年性には違いないけど、何だ、この深さは。


「僕の毎日はすべてが いつもなけなしだったから
幸せになれる理由を 一つぐらいは手に入れたかった」

「思い出すことばかりで 見つけ出すことができない
そんなばかげた世界を 僕はずっとうろついていく」

なんというせつなさ。かなしさ。
そして曲にのったときのリズムのよさ。
当時本当に大好きだったので、その思い出補正も
あるにはあるけど、でも。

今も好きなんですよ。(新しいのとかは聞いてないけど…。)
本当に大好きで大切で。


 


雨は降ってたけど

2010-06-17 21:27:45 | きょうのいっきょく


雨なんぞ降ると、どうしても沈みがち。
まぁ、湿度の高い満員電車に乗らなくていいのだけは
救われるけど。(車社会万歳)

車の中ではいつもipodをつなぐ。
ipodのいいところは、きまぐれに、簡単に昔で言うところの
「マイベスト」ができるところ。(いまさらな話)
雨にまつわる曲を集めてみました。
(順不同。こういうのの曲順的流れというのが、どうにも苦手なので。)

雨曝しなら濡れるがいいさ/eastern youth
水色アジサイの上/キリンジ
雨男憎まれる/フィッシュマンズ
12月の雨/荒井由実
言葉の果てに雨が降る/Hermann H. & The Pacemakers
Have You Seen The Rain/Hi-STANDARD
雨は毛布のように/キリンジ
相合傘/Jitterin' Jinn
U-EN-CHI/L⇔R
霧の中/The Miceteeth
雨を見くびるな/キリンジ
雨に歌えば/the pillows
雨に微笑を/ROCKING TIME
あわ/スピッツ
武蔵野エレジー/THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
MY LIFE/フィッシュマンズ
愛のCoda/キリンジ
二月はビニール傘の中/eastern youth
ベルベット・イースター/荒井由実
なんて素敵な雨だろう/The Miceteeth
ばらの花/くるり
どうせ明日も晴れだろう/ザ・カスタネッツ
あじさい/サニーデイ・サービス
DAYDREAM WONDER/the pillows
雨のステイション/荒井由実
俄か雨を待つ/eastern youth
12月の雨の日/はっぴぃえんど
12月の雨の日/スピッツ
虹/フジファブリック
傘がない/井上陽水
宵の水/The Miceteeth
Lullaby/キリンジ
雨の街を/荒井由実
雨のウェンズデイ/大滝詠一
ゴメンネベティ/The Miceteeth
冠水橋/キリンジ
あじさい通り/キリンジ
闇に降る雨/椎名林檎

まぁこれがベストオブベストというわけではもちろんなくて、実際
雨とはそんなに関係ない曲もあれば、必ずしも梅雨の雨の曲で
ないものもありますが。

これよりも前に「夏」プレイリストも作成。
こういうのって誰に見せるわけじゃないけど、妙に盛り上がるので楽しい。