メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

アクリル製品をダンボールで。

2008-08-21 18:34:56 | Weblog
もう8月も2/3を過ぎ、あと10日程になりました。昨日ぐらいから急に秋を感じるようになり、いつも思うのですが「夏は短い」のです。

アクリルの化粧品の陳列台をダンボールで作ってほしいとの依頼がありました。アクリルだとコストが高くなってしまうとのことです。しっかし難しい形だな、これは。

アクリルなら完成品を作るわけですが、ダンボールで作る場合は基本的には店頭で組み立てられるということが要求されます。そのための構造を考えなければならないし、組み立ても分かりやすく簡単にする必要があります。

またダンボールの断面をどう処理していくかの選択もあります。陳列台ではダンボールの断面が見えることは歓迎されません。折って断面を見えないようにします。このときのりやテープを使うか否かで、コストが大きく変わってきます。

忘れてならないのは、強度の問題です。陳列台は陳列してある商品を、取ったり戻したりすることがあり、そのために痛みやすく壊れてしまうこともあります。構造によっても、壊れやすいことがあります。パッケージの場合は基本的に一回限りの使用なので、梱包・輸送時に強度が保たれていればOKな面があります。陳列台の場合はそういうわけにもいかず、使っていても壊れにくい強度を満たす必要があります。

そんなこんなで、どう料理しようか思案中です。

ところで、swimy共同企画公募展「おんさ展」の展示風景がアップされました。お暇なときにでも、のぞいていただけるとありがたいです。「ダンダンダンドーナツ」どれか分かりますか。会場は「millibar gallery(ミリバールギャラリー)」です。

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 「パッケージや緩衝材の形状提案をして欲しい」
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   などお聞かせ下さい。迅速丁寧に対応いたします。

 「こんなものを作ってみたい」
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 株式会社メルフ 須川栄司
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