メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

KJ法のこと。

2008-07-04 20:39:39 | Weblog
昨日の夜、滝のような雨が降りました。湿度が高くなって、なかなか寝れませんでした。「水分を取ろう!」キャンペーン実施中なので、汗びちゃでした。

今日はバタバタと一日中設計をしていました。営業が借りてきたパッケージサンプルをもとに設計しましたが、仕様を変更してほしいと依頼がありました。より作りやすくするための変更でした。その他ポップアップ式のカード用パッケージのサンプルを作りました。

昨日のブログで少し触れましたKJ法は、川喜田二郎さんという方が考案された膨大なデータをまとめていくために考案した手法です。アイデアを出していく「発散」の技法ではなくて、まとめていく「収束」の技法で、そこから新しいアイデアなり発想なりが出てきます。

ごく簡単に言えば、「似たものをまとめていく」ということですが、字面だけで似たものをくっつけるのではなくて、「データをして、語らしめよ」つまりデータが何を言わんとしているかを心で感じ取ってまとめていくという難しさがあります。

宿泊しての講習にも何度か行きました。KJ法を使うと、かなりの高率で(正確な数字は忘れましたが)誰がやっても同じようなまとまり方になっていくと言われました。そのため深夜になるまで、データと格闘していたことを覚えています。

今はKJ法を使う機会もなくなってしまいましたが、「データを紙に記入する時は出来るだけ詳しく書く」「データをして、語らしめよ」「心で感じ取ってまとめていく」というようなことは、学んできて覚えていることです。

私自身パソコンのキーボードをたたいていれば、何かしら仕事をしたようなつもりになってしまっています。こういうときこそ自分でフィールドワークをして、データを手で書いて、それをまとめていくような、汗水たらすようなことも必要です。新商品企画のために、再びKJ法を生かせればと思っています。

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 株式会社 メルフ
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