工房 明泉(meisen)× 目に見えない世界のこと

陶芸について書くつもりがスピリチュアルなことメインになってます。


アレルギー→先祖⁈の続き④

2023-02-05 | 日記

今回は私がご先祖様のご供養をするために、実際にどのように動いたのかの説明になります。


「ご先祖様をちゃんと供養する」

と言われたわけですが、それまで父方の先祖供養を怠っていたわけではありません。


ちゃんと祖父母の墓地があり、盆、彼岸の墓参りもしていました。

祖父は父が10代の時に亡くなっていたので実際に会ったことはありませんが、祖母は父が亡くなる数年前に亡くなり、葬儀も参加しましたし、年忌もちゃんとやっていました。


そんなわけで、ご供養はできているものだとばかり思っていました。

ですが、それまでしていた先祖供養は、子孫も先祖も幸せになる先祖供養にはなってなかったようです。


どこでどうおかしくなってしまったのか?

何が問題なのか?


そこでまず、祖父母からさかのぼって古い先祖を辿ってみることにしました。


最初に父の兄である叔父に先祖にまつわる話を伺いに行きました。ところが、叔父は先祖のことはよく知っておらず、よくよく話を聞くと、そもそも祖父の墓は遠く離れた別の土地にあったのを、墓参りに不便だからと墓の土を持ってきて実家の近くに墓を建て直したということでした。

祖父を埋葬した元のお墓は海を見下ろす崖の上にあり、その崖へと続く道はへんぴなところにあり、場所すら覚えていないとのことでした。


結局叔父からは先祖に繋がるような情報は得られませんでした。

そこで、人の記憶が頼りにならないのであれば、と思いついたのが戸籍謄本でした。


戸籍謄本を取り寄せてみると、祖父母から3代くらい遡って幕末まで先祖を辿ることだができました。謄本にはそれぞれのご先祖様たちが当時住んでいた住所も残されていました。


そうとなったら、現地に足を運ぶまでです。


〜これは不思議なのですが、それまでは霊障でしんどくて、起きていることが辛かったのですが、先祖探しをする時は不思議と身体が負担なく動きました。〜


その昔先祖たちが住んでいた土地は私の住んでいた場所から車で片道2時間半くらいかかりました。

戸籍謄本に残されていた住所は幕末〜明治〜大正〜昭和と時代が変わる中で土地の名称が変わったりしていたので、現地の市役所に行って昔の住所と現在の住所を照らし合わせたり、そんな作業もしました。

そうやって昔の住所と現在の住所を照らし合わせていく過程で、曾祖父より前の代までは武家屋敷の立ち並ぶエリアに住んでいたことがわかり、そのことからその土地の藩と関わりのある武士だったのだろうということが推測できました。

しかし、曽祖父の代で隠居でもしたのか、事情はわかりませんが、離れた土地に移転したこともわかりました。

叔父から聞いた話と照らし合わせてみると、多分、祖父のお墓は曽祖父の移転先にあったのかもしれません。


曽祖父の移転先にも足を運んでお墓のあった場所を探してみたのですが、墓地の住所までは分からず、お墓を探し出すにはいたりませんでした。なので、武家屋敷のあったエリアに戻り、父方の先祖と関係のありそうなお寺を探してみることにしました。お寺には墓地があるので、墓石に掘られた戒名と祖父の戒名を見比べて、戒名の似ているところを探してまわりました。

周辺にはお寺が結構あったのですが、その中で一軒、気になるお寺を見つけました。気になった理由の一つは、墓地の墓石に彫られていた戒名と祖父の戒名が似ていたこと、もう一つは、そちらのお寺は藩とご縁のあるお寺だったということです。


そこでお寺にお願いし、過去帳に父方の先祖の名前が見当たらないか、調べてもらいました。


しかし、ご先祖様の痕跡は、そちらのお寺に残っていませんでした。


それでも、戒名の付け方が似ているという理由以外に、これは第六感としか言いようがないのですが、そちらのお寺がどうにも気になったので、霊能者の方にその旨を相談してみました。

霊能者の方も「そちらのお寺で良いと思う」とおっしゃってくれました。

とはいっても、そのお寺と先祖の関係に確かな証拠はありません。それでも、自分の感を信じて、そちらのお寺で先祖供養のお経をあげていただくことにしました。  


先祖供養のお経をあげていただくとき、私はお堂の中でご住職が準備をされるのを正座をして待っていました。

すると、広いお堂の中に、雷が落ちたと思うくらい大きな、ドンっという音が一回鳴り響き、その後に小さなドンっという音が一回鳴り響きました。お堂の中に振動が響くくらいの大きな音だったのですが、ご住職は何事もなかったように、黙々と準備をされてます。


どうやら、音を聞いたのは私だけだったようです。

そしてご供養のお経が始まった途端、私は訳もなく込み上げてくる涙でいっぱいになりました。


それは私の意思による涙ではなく、私以外の意識が働いて出てくる涙でした。

涙を流しながら、これはご先祖様たちが流している涙なのだとわかりました。慟哭といってもいいくらいの泣きっぷりだったと思います。

お経が終わるまでの間、その涙は止まりませんでした。


次回はその後のお話になります♪

 

*〜一人一人が先祖と繋がる〜*

  

*〜先祖とのご縁を後世に

     引き継いでいく*〜


お読みいただきありがとうございました。