母の教え

午後７時。

施設（住宅型有料老人ホーム）にいる母から電話があった！

「かぁくんに、家庭料理を食べさせてあげないよ」

と。ただそのことを私に伝えるために。

かぁくんが2週間いなくて、今日自宅に帰ってきたことなど、母は全く知らない。

「大丈夫！さっきまでかぁくんの実家に行ってて、皆でお義母さんの手料理を食べてきたところだから。」

母は、いつも実の娘のことよりも、

旦那と、旦那の実家のことを気にする。

私が家をでてからは、ずっと1人で住んでいて、寂しかっただろうに。

私は結婚してから一度も年末年始を母と過ごした事はない。

嫁に行ったら、

旦那の実家に行くものだと。

母はそういう教育を私にしてきた。

昭和初期の人だから。(^^)

平成からもう令和になった。

時代は変わった！

さらにコロナ禍で、

新しい生活様式になった。

人と接触する事ができなくなった。

自由に出かけられなくなった。

また、母と会えなくなった。

施設の方々と、スタッフさんと、

お正月を

元気に迎えてね。

「もう初詣にも行けんわ」

寂しそうに言ってたけど。

きっとまた出かけられるようになるよ。(^^)

来年が良い年になりますように！！