明光義塾金剛グループ スタッフブログリレー

明光義塾のスタッフが日替わり?で日記を書いていきます。
ルールもないので業務と逸脱することのほうが多くなります。

体調にお気をつけて

2014-10-27 16:41:22 | 三日市
お久しぶりです、三日市教室の田尻です。

最近、めっきり気温が下がってきていますね。
風邪やインフルエンザが流行り始めていますので、皆さましっかり予防をされてくださいね。

また、10月29日(水)~11月2日(日)は休塾日となっておりますのでお気をつけください。

それでは、今回のテーマに移りたいと思います。
好きな歴史上の人物ということで、私はとても有名なこの女性、



フローレンス・ナイチンゲール」を紹介します。

この名前を聞くと、真っ先に看護士の連想される方が多いのではないでしょうか。
彼女が「白衣の天使」の語源であるとも言われていますね。
ただ、ナイチンゲールは傷付いた兵士を治療しただけではないのです。

ナイチンゲールが「統計学者」であることはご存知でしょうか。
看護士が統計?と思われるかもしれません。
しかし、この統計学を通じて彼女はより多くの人々を救うことになるのです。

当時、クリミア戦争真っ只中で、怪我を負った兵士たちが次々に看護室に運び込まれてきました。
その中で、ナイチンゲールを含め看護士たちは懸命に治療を施し、兵士たちの看病にあたったのです。
けれど、一向に死者の数が減りません。

「治療はしているのに、なぜ死者が減らないのか」

ナイチンゲールはこの謎を晴らすために動きます。
そこで登場したものこそ「統計学」です。

兵士の死亡原因は一体何なのか。
彼女はもともと持っていた統計の知識を使い、戦死者・傷病者に関するデータを分析しました。
そして彼らの死亡理由が、戦闘での傷だけでなく病院に運ばれた後の治療や
病院自体の衛生状態が原因であることを突き止めたのです。

彼女はこの結果を報告する際にも、議員や役人に分かりやすいように当時としては珍しい円グラフを用いりました。
これにより、視覚に分かりやすいプレゼンテーションとなったのです。



その後も国際統計会議に出席し、衛生面に配慮した病院統計のためのモデル形式を提案しました。
この活躍が認められ、ナイチンゲールは女性として初めて王立統計協会の会員に選ばれました。
そして米国統計学会の名誉会員にもなっています。

ナイチンゲールは「治療に長けた看護士」だけでなく「統計学の先駆者」であることを
少しは知っていただけたのではないでしょうか。
看護士になる以前のナイチンゲールの人生もとても興味深いものですので、
是非調べてもらえればと思います。

同じ女性として、彼女のように強い信念をもった方は本当に尊敬します。
生徒さんのために自分は何が出来るのか。
これを常に考え、どんなことにも挑戦する気持ちで頑張ります!

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