日 時 ： １０月１５日
場 所 ： ミクロネシア・サイパン
ポイント ： ラウラウ
天 候 ： 快晴
風 ： 南 ５ｍ
波 高 ： －ｍ
気 温 ： ３０℃
水 温 ： ２９℃
透明度 ： （↓）２５ｍ
透視度 ： （→）２５ｍ
Ｉ Ｎ ： １１：１７
ＯＵＴ ： １２：１８
潜水時間 ： ６１分
ＭＡＸ ： １４．０ｍ
ＡＶＥ ： ９．７ｍ
【 撮影 マツオ ダイスケ 】
コメント ：マツオ ダイスケ
１０月は曇りの日が多いサイパン。困ったものです・・・。今週は大雨・強風・雷と大荒れの天気もあれば、汗が止まらない快晴の日もありました。
ちなみに本日は午前限定でしたが、汗が止まらない日でした。
さて、今回のポイント情報はラウラウ・ビーチです。
昨日のラウラウは濁りがきつく、まるで別の海へタイムトリップしてしまったのか？と思ってしまうほどでした。
しかし、今日はお天道様の力もあり、透明度は良くなっていました。
ラウラウの目的は、昨日の午後に遭遇できなかったBIGアジ玉を求めて遊ぶことです。
エントリーしてしばらく進むと、僕らのメインディッシュのアジ玉が早速出迎えてくれました。あっさりとリベンジ成功です！
「昨日はたくさん泳いで見れなかったのに・・・。」そんな日もあります。そして、こんな日もあるんです。笑
今日のアジ玉は地球儀のような球体となって、のんびりグルグルと回っていました。 「う～ん。満足！」
アジ玉と別れてミクロネシア固有種の魚などを見つつ、カメを探すも遭遇することはできませんでした。
・・・カメを諦め、帰り道の途中のことでした。僕らの後方から、猛然と１匹のカスミアジが黒い塊に向かって突進していきます。
アジ玉というブラックホールに吸い込まれているようにも見えました。そして、僕らも同じように吸い込まれて行きました。
すると、「ザザッ！バッ！！」と大きな音が僕らの耳に響き渡ります。全てのアジがカスミアジの攻撃に反応して動いた時の音です。
ガラス玉が砕けたかのように、アジ玉がバラバラになって逃げ惑っています。
上手く逃げることができず、仲間とはぐれてしまった１匹のアジが水面に向かって逃げ出したときでした。
ずーっとアジ玉の周りをうろついていたバラフエダイが急にギアチェンジ。
下からアジを目掛けて追い上げていきます。「パクっ。ゴックン。」 丸飲みです。
それは、一瞬の出来事でした。バラフエダイは何事も無かったようにゆっくりとアジ玉の周りを泳ぎ、次のチャンスを伺っていました。
「スゴイ瞬間を見てしまった！」と興奮しましたが、弱肉強食を間近で見て少し寒気も感じました。
そして、今回の画像は「バラフエダイ」です。と言いたいところなのですが、よく見ることのできる魚なので写真を撮っていませんでした。スイマセン・・・。
ということで、泳いでいるときに派手な模様が目に飛び込んできた「ヒレボシミノカサゴ」です。
サイパンでよく見るカサゴ達とは違い、ヒレの形が変わっています。勿論背びれに毒があるのは一緒です。名前の通り、背びれに星のような斑があるのが特徴的です。
今回はその「ヒレボシ」の部分をアップにしてみました。
今週はグロット以外のビーチが荒れて潜れない日もありました。また透明度も良くない日が多かったです。来週は良いコンディションに戻って欲しいですね。
晴れますように！
最後になりますが、１１月以降、ダイビング＆ゲストルームの空きがございます。ぜひ楽しいサイパン・ダイビング旅行をご計画ください！！
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