昨夜から荒れ模様で今日は朝から雪景色。
愛犬との散歩は、犬は大喜び。本当に犬は雪が大好きだ。
薔薇のための冬囲いは、毎年頭を悩ませていたが、この数年は「自然体で」冬を乗り切ることにした。
幸いなことに?豪雪地帯なので少々の枝折れを覚悟すれば越冬できる。
冬ごもり 思ひかけぬを木の間より 花とみるまで雪ぞふりける 紀貫之
薔薇(バレリーナ)
山里は冬ぞ寂しさまさりける 人目も草もかれぬと思えば
源宗干(むねゆき) 和漢朗詠集
源宗干は天皇の孫だったが、官職は不遇であったという。
そんな思いを山里の冬に思いを寄せて詠んだように思える。
しかし淡々とした表現のなかに、もう少し突き抜けた「それもまた良し」という思いを見出すのだが。
薔薇
つぼみをつけた薔薇は室内に取り入れて楽しむことにする。