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行雲流水の如くに

大丈夫か、日本の食糧安保。

米国はじめ欧州でも消費者物価指数が6~7%台に達しどちらかというとインフレの様相だ。

ガソリン価格の高騰が主要因だが、注意しなければならないのが「世界食糧価格指数」だ。

食用油や穀物が牽引し10月には133.2ポイントになった。

 

ところが日本ではかなり「脳天気」で、農産物の輸出が1兆円を超えたと喜んでいる。

では、どんなものが増えているのかというと、1位はホタテだという。

主要輸出先は中国やアメリカだ。(オホーツク海産が人気)

北海道は生乳の大産地だが、出来過ぎて「皆さん牛乳を飲んでください」の大キャンペーン。

米も今年は出来過ぎて来年は減反するという。

(消費者が米離れ、牛乳離れしているせいらしいが)

 

「何かおかしい」

農業や畜産、林業、漁業などを自由主義経済のど真ん中にさらして、「ああだこうだと大騒ぎ」

一方で、小麦は主要生産国のロシア、カナダ、米国で収穫量が減少している。

おそらく来春から値上げラッシュだろう。

さらにリスク要因と考えられるのは、石炭や天然ガスから生成される尿素、チッソが世界的に不足しており肥料価格が昨年の倍以上に高騰している。

 

日本政府は台湾海峡の危機を煽って軍事費を大幅に増やしたが、「使うことのない高額兵器」を集めて喜んでいる。

一方で地道に対応すべき「食糧安保」が疎かになっていないか、おおいに心配だ。

消費者も「地産地消」を心掛けるべきではなかろうか。


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