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行雲流水の如くに

安倍退陣から菅圧倒的有利の流れに違和感を覚える

安倍政権がもろもろの政策の行き詰まりに直面して政権を投げ出した。

しかし退任時の会見ではそんなことはおくびにも出さず、すべて病気のせいにして例の如く「うやむや」にしてしまった。

日本の国民は優しい(あるいは騙されやすい)。事態は何も変わっていないのにそれだけで支持率が20%跳ね上がった。

 

そして菅官房長官が有利だという情報が流れると、自民党の国会議員(派閥のボスが決めた)を中心にあっという間に勝ち馬に乗る流れが出来てしまった。

コロナ過に大騒ぎしていたマスコミも自民党総裁選にシフトしてしまったが、誰が勝つか決まったレースにあわてて馬券を買いに行くようなレベル。

これでは日本が抱えている病巣に鋭く切り込むことは無理だろう。

 

コロナ過は少々収まってきているが、まだ油断はできない。

特に直撃を受けた業種は様々な支援で何とか息をついでいるが、年内が限界だろう。

こんな時期に不謹慎にも総選挙の噂が持ち上がっている。

しかし菅義偉に「総選挙」を行う力も覚悟もないだろう。

 

菅政権が出来たとしても派閥均衡政権だから、「総理がやるからやる」というわけにはいかない。

特に公明党の了解を取る必要がある。

今回の場合公明党が議席を有する小選挙区の運動がコロナ過で十分な活動が出来ていない。

もう一つは菅義偉の覚悟があるか?

権力を得れば、1日でも長くという心境になる。

早期解散は負ければ即退陣だ(負け方にもよるが)。

 

日本の政治は、2~3年混迷を極めると覚悟しておいた方がよい。

日本人は「お上」などアテにしないで自分たちで適当に助け合って生きてきた。

仕事は、まだ無能レベルに達していない人間によって行われている。

 ローレンス・J・ピーター


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