大阪府では重症用病床がほぼ満床で、医療崩壊の淵に立たされている。
吉村知事はとにかくテレビに出るのが好きなようだ。
自分は発信力があると思っているのだろうが、毎回聞き飽きたような自粛要請ばかり。
大阪府民もいい加減食傷気味であろう。
そして誰もが解除は早いだろうと考えていた「緊急事態宣言」を、3月1日にいち早く解除して「どや顔」だったが、それもつかの間の糠喜びに終わってしまった。
4月3日には、過去最多となる666人の感染者が確認され、その後も留まるところを知らず1000人越えである。
自民党の二階幹事長は、河井克行議員の辞職を受けて、次のように発言した。
「党としても他山の石としてしっかり対応していかなければならない」
しかしこの言葉は、今のような大阪府の状況を見て使うべきであった。
他山の石ーーよその山から出た粗悪な石でも、砥石として使えば自分の持っている宝玉を磨き美しいものにするのに役立てることが出来る。
他人のつまらぬ言動や誤った言行でも自分への戒めや反省に役立つということ。
「蔓延防止等重点措置」などという意味のよくわからぬ施策など効き目はあるまい。
一刻も早く「緊急事態宣言」を発して急ブレーキをかけるべきだ。
菅政権の無能・無策のために「ワクチン」も来ず、PCR検査も増えない。
ここは大阪府民による「自己防衛」しか手はない。